父親として眞子さまをこれ以上、傷つけないための配慮
ただ、秋篠宮がそうした本音を明言せず、「憲法に基づいて」という留保をつけながらも「結婚を認める」とし、さらに「(小室さんが)対応を全くしていないかと言えばそんなことはない」と発言したのも、全ては父親として眞子さまをこれ以上、傷つけないための配慮だった――と、この秋篠宮家関係者は推測する。
「それほど眞子さまの“お気持ち文書”は切実で、秋篠宮さまの胸に迫るものがあった。秋篠宮さまは眞子さまを下手に刺激し、皇族として必要な婚約の儀式を無視して入籍してしまう、つまり“駆け落ち婚”を決断するなどという事態に陥らないよう、同情と理解を示す言葉遣いをされたのでしょう」(同前)
「時計の針が再び動き出した」
父親を悩ませるほどの眞子さまの強い意志。だが、それが明らかになったのは、何も今回が初めてではない。
例えば、二〇二〇年一月の歌会始の儀では「望」というお題で、「望月に月の莵が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな」と詠まれ、一七年の婚約内定会見で眞子さまを「月」に喩えた小室さんへの変わらぬ想いを感じさせた。
また、勤務先のインターメディアテクはHPに、九月十日付で「休館日の小旅行」というタイトルの眞子さまのコラムを掲載。休日の暗がりのギャラリーを眞子さまが歩き、突然電気が灯った際の印象を「時計の針が再び動き出した」と綴られていたことから、長らく膠着状態にあった小室さんとの結婚への期待を読み取る報道もあった。
眞子さまの知人が語る。
「眞子さまは一見すると物腰柔らかで、『私には分かりませんね』などと仰りそうな雰囲気です。しかし、実は非常に緻密に物事を考える方で噓や建前がお嫌いですし、他人の意見にも左右されない。一度ご自身で決めたことは何があっても譲らない側面がおありです」
借金問題については「相手方(元婚約者)に問題があるんです」
この知人によれば、小室さんの母親と元婚約者との借金問題についても、眞子さまは、
「小室さんがお金を返さない理由があるんです。相手方(元婚約者)に問題があるんです」
といった発言をされ、小室さんのことを信じきっていたという。
「借金問題をいつまでも解決せずに、米国留学までして態度を保留にしていた小室さんよりも、むしろ本当は眞子さまの方がずっと強く結婚を望まれている、という見方もできると思います。逆にその熱意に小室さんも及び腰になっているのでは……」(同前)