「結婚することを認めるということです。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」
11月30日、55歳の誕生日をお迎えになった秋篠宮さま。その記者会見の席で飛び出したのは、眞子さまへの“結婚容認”発言だった。
眞子さまが小室圭さんとのご結婚を「自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要」だとする“お気持ち”を文書で同月13日に発表した直後だけに、父・秋篠宮さまの会見での発言が注目されていた。
宮内庁担当記者が、会見の様子を語る。
「皇嗣として初めて臨まれた会見でしたが、手元のペーパーなどをご覧になることもなく、自分で言葉を選ばれながら回答するいつも通りのスタイルでした。眞子さまの結婚を認められる発言をされたときも、淡々とした表情のまま。ただ、記者から小室さんをめぐる金銭トラブルについて質問が出ると、『結婚と婚約は違います』という、今回の会見で最も意味深な言葉が飛び出しました」
「秋篠宮さまは容認されたと言えるのか?」
結婚を認めるが婚約は別問題――矛盾しているようなこの発言の真意は一体どこにあるのか。秋篠宮家に近い関係者は、次のように語る。
「結婚の自由は憲法で保障されています。皇族というお立場は誰よりも憲法に則って行動しなくてはいけません。ですから、結婚自体を認めるしかない。しかし、皇族としての婚約、つまり『納采の儀』は行えないという意味でしょう。秋篠宮さまは今回の会見でも、小室さんの借金問題について、改めて『きちんと話すということは,私は大事なことだと思っています』と述べられている。結局のところ、秋篠宮さまは、まだお2人のご結婚を容認されていないとも言えるのです」
そんな厳しい結婚への道のりが改めて浮き彫りになる中で、「お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在」と言い切って、小室さんとのご結婚への歩みを進める眞子さま。その“芯の強さ”はどのように身につけられたものなのだろうか。
幼少期からお立場を自覚“ウミヘビ事件”
眞子さまといえば、上皇上皇后両陛下にとっての初孫として常に注目を浴びる存在だった。ダンスなど活発な姿が報じられてきた妹の佳子さまに比べて、大人しい印象を持たれることも多い。
眞子さまのご誕生時から成長を見守ってきたベテランの宮内記者は、眞子さまのご性格について、次のように語る。