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「あの容姿なので学内でもよく目立っていました。その上、笑い声が大きい(笑)。休み時間にクラスの皆でしゃべっていると、小島の声が廊下まで響いていました。テレビで見かけるオーバーにも見えるリアクションはあの時のままです。
しかも地元の駅前にある進学塾に熱心に通っていて、勉強もよくできた。生徒会副会長でもあったし、所属していた吹奏楽部ではトランペットやサックスを頑張っていました」(同前)
小島の天真爛漫さは小学生時代と変わらなかったが、成長するにつれて周囲の受け止め方は次第に変わっていったという。
小島の“近すぎる距離”に中学生男子は……
「教室では男女が机をつけて並んでいたのですが、小島は事あるごとに隣席の男子に顔を近づけて話し込んでいました。小島の顔が男子の肩に触れそうなくらいの近さでした。
小島は他人との距離感が近いんですよ。僕が教室でうつ伏せに寝転がって遊んでいるときに、小島がふざけて乗って来たこともあります。あの距離感だと、中学生男子は『自分のことが好きなのか?』って勘違いして好きになっちゃうこともありますよね。男子側はドキドキしますが、小島に悪気はない。自然とそれをやっちゃう子なんです」(中学校の同級生)