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 令和3年(2021年)版の皇室カレンダーには、7月~8月のページに秋篠宮ご一家のご近影が収録されている。優しい色合いにトーンが統一され、明るいアイボリー系のお召し物を秋篠宮さま、眞子さま、悠仁さまが、落ち着いたベージュのワンピースを佳子さまがお召しになり、紀子さまはアイスブルーのスーツをお召しになっていた。

皇室御一家(皇室カレンダー/公益財団法人 菊葉文化協会公式HPより)

 一見、クールな紀子さまのお召し物が際立っているような印象を受けたが、実は秋篠宮さまのシャツの色をアイスブルーで合わせられていて、一体感を演出されていた。

紀子さま「小室さんの優しいピアノの音色を聴きながら」

 2017年11月、紀子さまは秋篠宮さまの誕生日会見で、小室圭さんに対する印象について「初めの印象についてですが、初めてお会いし、話をしましたときに、丁寧で穏やかな印象を受けました。そして今も、同じような印象を持っております。先日になりますが、小室さんのピアノを聴きたいと話をしましたところ、快く応じてくださり、小室さんの優しいピアノの音色を聴きながら、私たちは心和むひとときを過ごしました」と述べられ、眞子さまとともに人生を歩むお相手として、ふさわしい人物だと信じられていたことだろう。

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ティアラをお召しになった紀子さまのご表情

 12月25日、天皇陛下や皇族方は皇居・皇霊殿で「大正天皇例祭の儀」に臨まれた。秋篠宮ご夫妻も装束に着替えられ、拝礼されたという。11月8日に「立皇嗣の礼」を終えられた秋篠宮さまは今後、宮中祭祀において、陛下と同じ宮中三殿の殿上で拝礼されることになる。

11月8日、「朝見の儀」を終え、紀子さまと言葉を交わされる秋篠宮さま ©時事通信社

 強く印象に残っているのは、「立皇嗣の礼」の「朝見の儀」を終えられた秋篠宮ご夫妻が皇居を後にされた際のことだ。ローブデコルテの上に、これまではあまり取り入れられてこなかった立ち襟風のジャケット、そしてティアラをお召しの紀子さまのご表情からは、緊張感よりも堂々とした自信が感じられ、沿道の人々へ手を振られていた。

「朝見の儀」に臨まれる秋篠宮ご夫妻 宮内庁提供
皇居を後にされる秋篠宮ご夫妻 ©JMPA

「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と痛切な思いを綴られた眞子さまの文書公表に対し、秋篠宮さまは誕生日会見で「結婚することを認めるということです」と述べられた。小室圭さんが自身の言葉で、金銭トラブルなどについてしっかりと説明を果たす日はやってくるのだろうか。