掲載されなかった「ツーショット」
ただ、記事では、熱愛記事の定石とも言える「ツーショット」が掲載されなかった。
ゴルフ場の地下駐車場で、車の運転席に座っているヒョンビンと、カメラに背を向けたまま車を待つソン・イェジンの姿が最も「決定的な写真」。2人の顔がはっきりと映ったツーショットに使われたのは、なんとドラマ「愛の不時着」の広報写真だった。すでに数回、繰り返されている熱愛説にもかかわらず、決定的なツーショットがなかったこのスクープ記事。あるスポーツ紙の記者は次のように説明する。
「ディスパッチは、『スポーツソウル』というスポーツ紙出身の芸能記者や写真記者が集まって設立したインターネット専門メディア。『ニュースはファクトだ』というモットーで、パパラッチ写真を使って数多くのトップスターの熱愛説をスクープしてきた。記事に使われた写真がいつも決定的なため、通常はディスパッチによって発覚すれば、どんなにファンが怖いアイドルでも、記事を認めざるを得ない。これまでディスパッチの熱愛説を否定したスターは、BIGBANGのG-DRAGONくらいだ(G-DRAGONは2018年1月1日、アイドルグループ『AFTERSCHOOL(アフタースクール)』のイ・ジュヨンとの熱愛説が同誌に報道された)。ただ、今回の写真はちょっと弱いので、果たしてこれで2人が熱愛を認めるかどうかについて否定的な意見が多かった」
2人の事務所も「ドラマ終了後、恋人に発展しました」
しかし、記者たちの予想とは違い、2人の所属事務所は熱愛を認めるコメントを発表した。
「ヒョンビン、ソン・イェジンの2人の俳優は作品を通じて縁ができ、ドラマ終了後、お互いに対する良い感情を持って恋人に発展しました」(ヒョンビン所属事務所のVASTエンターテインメント)
「2人は作品活動を通じて親交を深め、ドラマ終了後、お互いに好感を持って付き合いはじめ、以後恋人関係に発展しました」(ソン・イェジン所属事務所のエムエスティームエンターテインメント)