新型コロナウイルスの感染急拡大で、東京都や大阪府など11都府県に緊急事態宣言が再発令されるなか、宮内庁は新年恒例の「講書始の儀」と「歌会始の儀」を延期した。天皇皇后両陛下をはじめ、皇族方のご活動は限られていて、依然としてコロナは皇室にも大きな影響を与えている。

新年をお迎えになった天皇ご一家 宮内庁提供

試験の準備などで忙しくされている愛子さま

 両陛下の長女・愛子さま(19)が通われている学習院大学では、冬休み明けの1月8日からオンラインを中心とした授業が始まり、愛子さまは試験の準備などで忙しくされているという。

 年末には、赤坂御用地内のユズとミカンを収穫され、職員に配られたそうだ。2005年12月、4歳のお誕生日を迎えられた愛子さまのご近影では、両陛下とご一緒にミカン狩りをなさるご様子が伝えられたこともあった。

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ミカンを収穫されるご一家 宮内庁提供

 今年、愛子さまは20歳の誕生日を迎えられ、学業を優先されながら、公務にも取り組まれることになる。元日に愛子さまが新年のあいさつのため、お一人で皇居へ向かわれるところをお見かけした際は、ホワイトのジャケットに、パールネックレスとパールイヤリングをお召しになっていた。

1月1日、皇居へ入られる愛子さま ©時事通信社

 一連のパールネックレスとパールイヤリングを揃ってお召しになっているのを拝見したのは、おそらく初めてのことだった。長年お使いになれそうなフォーマルな場にもふさわしいジュエリーで、成年を迎えられた時のために、今から少しずつご準備をなさっているのではないだろうか。