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長男の入園式でカメラマンに「ビンタ事件」も…山口百恵「普通の主婦でありたい」“信念”を40年守る理由

「伝説のコンサート“山口百恵 1980.10.5 日本武道館”」再放送

2021/01/30

source : 文藝春秋 2012年2月号

genre : ライフ, ライフスタイル, テレビ・ラジオ

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「昌子は当時、お酒に溺れるような時もありました」

 昌子の友人が語る。

「長男はジャニーズの『NEWS』のメンバーでしたが、未成年で飲酒・喫煙したことが発覚し、表向きは学業専念のためという理由で脱退しました。高校中退後、ロックバンド『ONE OK ROCK』のボーカル・Takaとして活躍し、日本武道館でライブをするなど成功しています。慶應ボーイの次男は大学の落語研究会に入っていて、かなりの人気者みたいですね。三男に、昌子は特に目をかけていて、彼が多感な時期に家庭のゴタゴタがあったことで、子育てに悩んでいました。昌子は当時、お酒に溺れるような時もありました」

 更年期障害と貧血に悩まされ、子宮全摘出手術をしたことを世間に告白した昌子だが、そんな彼女の姿を見て育った子どもたちは、母親に対してとても優しいのだという。

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左から山口百恵、森昌子、桜田淳子。桜田淳子は2018年3月に銀座の博品館劇場でコンサートを開催したが、本格復帰には至っていない ©共同通信社

「淳子の子どもはみんな優しくておとなしい、いい子ですよ」

 92年、統一教会の合同結婚式で会社経営者、東伸行氏と結婚した淳子は、長男(17)、長女(15)、次女(13)の子育てに奮闘していた。淳子は93年の映画出演以来、芸能活動から遠ざかっている。04年に兵庫県から都内に引っ越し、株のデイトレーダーで生計を立てている夫をサポートしている。

 ワイドショーデスクが語る。

「子どもの教育環境を整えるために上京したそうです。淳子の娘たちは若い頃の彼女にそっくりの美人で、芸能界デビューしてもおかしくない。淳子が統一教会を脱会すれば芸能界復帰も可能でしょうが、いまだに広告塔ですからおそらく無理でしょう」

 秋田に住む淳子の実母が語る。

「淳子の子どもはみんな優しくておとなしい、いい子ですよ。最近はずっと会ってないけれど、電話をくれると、代わる代わる『おばあちゃん、元気ですか』と声をかけてくれます」

 三人の少女はそれぞれの道を歩み、いまはすっかり母親の顔になったようだ。

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