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「種類が多すぎるんですよ! 本当にしんどいです…」 チロルチョコ包み紙を2000枚以上集めたコレクターの“闘いの歴史”

「種類が多すぎるんですよ! 本当にしんどいです…」 チロルチョコ包み紙を2000枚以上集めたコレクターの“闘いの歴史”

2021/02/13
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「チロルチョコ」は、もはや自分のアイデンティティ

加藤さんお気に入りの“知育系チロル”。アルファベットとキャラクターから動物の英単語を連想させるクイズになっている。

――改めて「チロルチョコ」って加藤さんにとってどんな存在でしょうか?

加藤 いつの間にか集めるようになって、そのおかげで就職で興味を持ってもらえたり、社内で“チロル”ってあだ名がついて親しんでもらえたりと、自分の人生にも割と影響を感じています。だから、言うなれば「チロルチョコ」は僕のアイデンティティですね(笑)。

――最後に、今後の「チロルチョコ」について思うところがあれば教えてください。

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加藤 最近は駄菓子的なスタンスを超えた、実写の写真を使った大人向けの「チロルチョコ」も増えてきています。個人的には昔のスタンスのほうが好みではありますが、そうした贅沢な商品が増えていくのも、時代の変化という感じで楽しみですね。あとは、「チロルチョコ〈きなこもち〉」のような、意外性があるけどみんな大好きになる新たなエースの登場を心待ちにしています。

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 時代とともに変化し続けてきた「チロルチョコ」、そしてその歴史を追いかけ続けている加藤さんのようなコレクター。「チロルチョコ」にはこれからもその歴史を刻み続けてほしい。

(文=TND幽介〈A4studio〉)

「種類が多すぎるんですよ! 本当にしんどいです…」 チロルチョコ包み紙を2000枚以上集めたコレクターの“闘いの歴史”

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