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「“性差別”高速で時速320キロのスピード違反」森喜朗氏“女性蔑視発言”を海外メディアはこう報じた

「“性差別”高速で時速320キロのスピード違反」森喜朗氏“女性蔑視発言”を海外メディアはこう報じた

2021/02/07
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「大ポカを繰り返すことで知られる」と仏メディアは紹介

 数ある海外メディアの報道の中でとりわけ痛快だったのは、仏フリーペーパーの「ヴァンミニュツ」。森会長の発言を「“性差別”高速道路を時速320キロのスピード違反で走り、速度取り締まり機に引っかかった」と表現。「頼まれてもいないのに」持論を語ったとしている。森会長については「大ポカを繰り返すことで知られる」と紹介した。

 国内の新幹線で最高速度が出る東北新幹線「はやぶさ」と、フランスの高速鉄道TGVはともに最高時速が320キロ。高速道路を新幹線並みのスピードで走ったら、世界中どこでも一発アウトだろう。

「“性差別”高速道路を時速320キロのスピード違反」と書いたフランスの「ヴァンミニュツ」

 謝罪会見で記者から「組織委員会の会長をされるのは適任なんでしょうか」と問われた森会長は、こう答えた。「さあ。あなたはどう思いますか」。世界中の人は森会長の発言をどうとらえただろうか。

「“性差別”高速で時速320キロのスピード違反」森喜朗氏“女性蔑視発言”を海外メディアはこう報じた

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