最も苦手な上司は、重箱の隅まで細かく突く「キツツキ」タイプ
仕事をする上で大きなストレスともなりかねないのが上司との関係。苦手な上司のタイプをあえて人間以外の生きものにたとえて選んでもらったところ、「キツツキ」タイプが最も嫌われていました。
問 あなたの最も苦手な上司を人間以外の生き物に例えたら、どんなタイプ?
キツツキ・・・重箱の隅まで細かくチェック。仕事は堅実だが、気が休まらない。 37.5%
クジャク・・・自分が目立つことが大好き。明るく前向きだが、無茶ぶりも多い。 23.7%
イノシシ・・・まさに猪突猛進。突破力は凄いが、周りが見えていない。 19.7%
クラゲ・・・無難に乗り切る能力が天下一品。自由だが優柔不断。 12.0%
ボスザル・・・組織の規律を重んじる。面倒見はいいが、裏切り者は許さない。 7.0%
「キツツキ」タイプの事例としては、
「部下社員に対する要求が高く、逃げ道を作らない怒り方をする。中間管理職の自分は上司を諫めつつ、部下のフォローをしている状態」(サービス業 50代 男性)
「同じように対応しても気分次第で爆発して弾丸のように蔑む言葉が降ってくる。例えばお見送りのお辞儀の頭の角度など」(サービス業 50代 女性)
「朝出社すると、自宅からのメールで指示が山盛り」(製造業 40代 男性)。「組織が成長しない」(IT関係 40代 男性)
といった声が寄せられました。
次の多かったのが「クジャク」タイプ。
「クジャク上司の口癖は、次の3つ、『僕は一流の◯◯マンだからね!』、『一流の人間は朝令暮改は当たり前! 時代のスピードは君たちみたいに遅くない』、『「君はどう思う? やっぱりいいや!』」(金融業 50代 男性)
「地味な作業は後輩に丸投げ、報告だけは自分がやったかのように語る。トラブルの責任は取らない。一緒に仕事をしたくない人ナンバーワン」(IT関係 30代 女性)
「無能だが、社内営業が上手く社長に取り入って子会社の社長まで上り詰めた」(製造業 60代 男性)
脇目も振らない「イノシシ」タイプも、管理職となると困りもの。
「対症療法的な仕事の進め方をする人で、その場がうまく流れることは得意だが根本解決ができない」(サービス業 30代 男性)
「常に基準が自分という上司。自分の周りのトラブルが自分のせいだという考えは全くない」(金融業 40代 女性)
「責任感が強いのはいいが、『自分がやらなければ!』の意識が強すぎて何でもかんでも首突っ込みすぎ。取締役があまりにガサガサ動くと周りが下がってしまう」(製造業 40代 女性)
クラゲタイプの上司の事例といえば、
「部下のミスは自分のミスになるにも関わらず『それは全て自分が知らないところで〇〇(私)が業者に勝手に丸投げしたから発生したミスです』と偉そうに上に報告した上司がいた」(サービス業 50代 女性)
「仕事どころか私生活においても自分で決めることが全くできない上司。一緒に食事しても、自分で食べるものを自分で決めたことがない…」(自治体・官公庁 30代 女性)
ボスザルタイプからも一例ご紹介しましょう。
「合併に合併を重ねた会社だったので、自分と同じ会社出身の者へはとても面倒見のいい上司でしたが、他社から来た者へは明らかなパワハラで参りました。その上司は、結局、ポジション争いで負けて会社を去ってくれて、ほっとしました」(製造業 50代 男性)
あなたも思い当たる経験がありませんか?