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西村長官「異例の苦言」は「国民の不安、心配に応えてほしい」

 昨年末には宮内庁の西村泰彦長官が定例会見で、小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者の男性を巡る金銭トラブルについて、「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要」と述べ、「異例の苦言」とも報じられた。その後の会見で西村長官は小室さん側の代理人とも面会したうえで「認識を共有している」と話した。前出の宮内庁関係者は、「きちんと説明責任を果たしてほしい、国民の不安、心配に応えてほしいという意味合いで、宮内庁として結婚を進めたいということとは違うのではないでしょうか」という。

小室圭さん ©JMPA

 今回、宮内庁に「眞子内親王殿下のご結婚関係儀式等のご日程の変更について」として、日程の延期を発表して以来、宮内庁へ寄せられた眞子さまと小室さんのご結婚に関する意見の累計件数や内容などについて尋ねたところ、「宮内庁には、国民から様々な意見が寄せられますが、従来から、寄せられた意見の具体的な内容や件数については、お答えを差し控えさせていただいております」という回答だった。

眞子さまは紀子さまから受け継がれたブルーのロングドレスを…

 今年は新年一般参賀が中止となってしまったが、昨年、眞子さまが選ばれたブルーのロングドレスは、紀子さまが90年代からお召しになっているものととてもよく似ていて、母から娘へ受け継がれた大切な一着なのだろうと拝察していた。中央はコバルトブルーのタフタ、両サイドはミッドナイトブルーのベルベットがあしらわれた2色使いのローブモンタントは、とてもエレガントなデザインだ。

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2020年1月2日、新年一般参賀での眞子さま。中央はコバルトブルーのタフタ、両サイドはミッドナイトブルーのベルベットがあしらわれた2色使いのローブモンタントをお召しに ©AFLO
1997年12月23日、上皇さまの誕生日に催された茶会の儀。紀子さま(右から2番目)がお召しのドレスと眞子さまが昨年の新年一般参賀でお召しになったドレスはとてもよく似ている 宮内庁提供

 眞子さまはドレスにどのようなメッセージを込められようとされたのか、意味深長に思える。同じく昨年の「歌会始の儀」で、眞子さまの「望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな」という歌が披露された。小室さんは眞子さまを月にたとえ、眞子さまは小室さんを太陽にたとえて見つめ合い、幸せの絶頂だった婚約内定記者会見を彷彿とさせると話題になった。