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スター菅長男には十八番の芸が存在していた…見たい!

 そんななか日刊ゲンダイは「大スクープ」を放った。

『宴会芸でも父の威を借りる菅首相長男 鉄板ネタは「令和おじさん」モノマネ』(2月26日付)

 ああ。

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 東北新社主催のパーティーに出席した人物によると、菅長男の鉄板ネタは、父親である“令和おじさん”のモノマネだという。

《神妙な顔つきで『令和』と書かれた色紙を掲げ、『新しい元号は令和であります』と口調までコピーしてくれます。》

©iStock.com

 スター菅長男には十八番の芸が存在していた。見たい!

 ちなみにゲンダイ師匠は菅長男が「常に『令和』の色紙を持ち歩いていたかは分かりません」と妙な細部まで証言者に確認していた。

会見をやらないことが菅首相の今の気持ちを伝える「広報」に

 陽気な菅長男だが、父親からは陰気なニュースも。

『菅首相、急きょ会見見送りへ 山田広報官の問題も影響か』(朝日新聞デジタル2月25日)

 26日に予定していた緊急事態宣言の先行解除に伴う記者会見を見送る方針になったという。

©文藝春秋

 コロナ対応を担う政府関係者は「会見をしない理由は広報官だろう」。

 首相は宣言を延長した2月2日の会見では「国民の皆さんにきちんと情報発信し、説明責任を果たしたい」と語っていたのに。

 会見の進行役を務めてきたのは山田真貴子内閣広報官。会見をやらないことが菅首相の今の気持ちを伝える「広報」になっている。とてもわかりやすい。菅長男からの一連の流れは別人格ではなくやはり一心同体の流れだ。

 こうなったらスター菅長男に父親のモノマネで会見してほしい。

「説明できることとできないことがある」(昨年10月NHK「ニュースウォッチ9」出演時の言葉)。

 スターチャンネルで中継してほしいです。