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 3月18日、仕事を終えた横野は16時頃に一度大阪の自宅へと戻ると、17時45分頃に再び外出。黒いキャップを目深に被り、黒いマスクを着用して、呼んでいたタクシーに乗り込んだ。ベージュのスプリングコートに明るいカーキのパンツで靴は白のスニーカーと、横山に会った時より服のトーンは明るめだ。

横野すみれ Ⓒ文藝春秋 撮影/細田忠

 横野がタクシーで向かったのは大阪最大の繁華街・梅田。タクシーを降りると、現金をおろすためか、横野はコンビニのATMに立ち寄り、慌てた様子で雑居ビルの個室居酒屋へ入っていった。

 入店から2時間後、横野が店を出てきた時、隣にはすでに福本がいた。店内で合流したようだ。福本は黒いパーカーに黒いパンツ、さらに黒いバケットハットを目深に被った全身黒ずくめの服装。パーカーの中は「HYSTERIC GLAMOUR」のTシャツだった。

 2人は同じエレベーターで1階へ着くと、福本が先に降りて1人で歩き出す。福本がエレベーターを出た数秒後、横野も福本の後を追うように歩き出した。しかし2人が隣に並ぶことはなく、常に3メートルほど離れて横野が福本を追う形で移動していた。

 2人が向かった先は、居酒屋から徒歩数分の映画館。映画館に入っても2人は距離を保ち、言葉を交わすこともない。スマホを触ったりロビーを歩き回って時間を潰し、上映開始時間になると合流することなくそれぞれ劇場内へ入っていった。

横野すみれ 本人ツイッターより

 映画館のロビーで黒ずくめの福本に気付いた関西ジャニーズのファンが証言する。

「遅い時間の上映だったんですけど、その日は結構お客さんが入っていました。福本くんは映画館のロビーでも帽子を脱がず、姿勢がいいからか一般人ではないオーラが出ていて、正直かなり目立っていたと思います。

 周りを気にしながらずっとスマホをさわっていて、誰かに連絡を入れているように見えました。『えんとつ町のプペル』が始まって5分くらい経つのを待って、ロビーから劇場内に入っていきました。館内が暗くなってから入ったほうが顔がわからないと思ったのでしょうね」

映画館を出てからも距離を取る福本大晴(右端)と横野すみれ(左端) Ⓒ文藝春秋

福本が急に走り出し…

 映画の上演終了後、福本と横野は誰よりも早く同時に劇場から出てきた。2人は再び数メートルの距離を保って歩いていたが、前を歩いていた福本が振り返ることなく突然走り出した。しかし横野はそれを追わず、コンビニに寄ってゆっくり買い物をすると、1人で近くにあるビジネスホテルへ向かっていった。

1人でコンビニで買い物をする横野すみれ Ⓒ文藝春秋 撮影/細田忠

 22時30分頃、横野がビジネスホテルに到着するとロビーには福本の姿が。2人はここでようやく合流し、福本が一度ホテルの外へ出て周囲を見回して警戒した後、先に福本がフロントをスルーしてエレベーターに乗り込み部屋へと消えていった。福本がチェックインを済ませていたようだ。

 福本の後を追って横野が部屋へ。その日、2人がホテルから出てくることはなかった。

ホテルへ一緒に入っていく福本大晴(右)と横野すみれ Ⓒ文藝春秋 撮影/細田忠