1ページ目から読む
2/2ページ目

ゴールデンウィークの天気予報とベイスターズ浮上のためには?

 今季ここまで6勝20敗4分(4月29日終了時点)。天気別では、晴れの日1勝8敗3分。曇りの日1勝3敗、雨の日2勝6敗、ドーム球場2勝3敗1分。4月28日のカープ戦では13点を取り、何か流れが変わりそうな雰囲気を感じました。29日もオースティン選手、ソト選手がホームランを打ち、雨上がりの晴天のもと勝利。晴れの日の初勝利となりました。

 さて、今年のゴールデンウィークは、29日から「7」連休という人が多いかもしれません。ただ、連休中はすっきりしない天気の所が多くなりそうです。関根大気選手の状態も不安定になってしまいましたが、3日ごろにかけて大気の状態が不安定で、落雷や竜巻にも注意が必要です。気象庁が発表する「竜巻注意情報」にも注意してください。ちなみに、前回のバンテリンドームで大活躍だったルーキーの牧選手、竜にとっては牧注意ということで、竜“牧”注意情報が出ているかも?! 今季はここまで晴れの日に分が悪いので、すっきり晴れる日が少ない連休中は、天気も味方になりそうです。また、前回勝ち越したバンテリンドームでの試合もありますので連勝の波に乗るためには良さそうです。

 では、浮上するためには何が必要か。打線は徐々に活発になりつつありますが、やはり「7」がカギになるとしたら背番号「7」佐野恵太キャプテンではないでしょうか。背番号「7」と言えば、97年に首位打者を取った鈴木尚典さんは、98年から背番号7になり、監督も代わり、その年に優勝しました。20年に首位打者を取り、21年から背番号7になり、監督も代わり、ということは……これまた縁起がいい! 

ADVERTISEMENT

背番号「7」佐野恵太

 佐野選手が打ち出せば、ここまで寝たふりをしているような、“ネタフリ”ではなくネフタリ・ソト選手も目覚めるでしょう。

 交流戦の前と後で流れが変わることも少なくありません。今の不調が嘘のように勝ちまくる可能性もあると思います。前監督のラミちゃんは常に言います。「どう始まるかではなく、どう終わるかが大切」と。三浦監督がこのまま終わるわけがありません。必ずチームをまとめて、上昇気流に乗り積乱雲を発達させ嵐を巻き起こすはずです。

 朝と日中の気温差はだんだん小さくなる季節です。首位とのゲーム差も小さくなるでしょう。借金も減り私の首の痛みも治ってほしい。今季のベイスターズはこれからです!

 以上、ベイスターズ予報でした。

◆ ◆ ◆

※「文春野球コラム ペナントレース2021」実施中。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイト http://bunshun.jp/articles/44442 でHITボタンを押してください。

HIT!

この記事を応援したい方は上のボールをクリック。詳細はこちらから。