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「62歳で初めて姓を変えました」25歳年の差夫婦が事実婚ではなく“結婚”を選んだワケ

年の差夫婦インタビュー #2

 「62歳で初めて姓を変えました」そう語るのは25歳年の差夫婦のあきさん(62)。事実婚という選択肢もある中であえて結婚を選んだお二人に詳しく話を聞いた。(前後編の後編/前編を読む)

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ーー事実婚という選択肢もある中で結婚した理由ってなんだったんですか?

よしたか もともと籍をいれることにこだわっていなかったんです。私たちも事実婚でいいと思っていました。お互いに子供もいたし、事実婚でも何も問題は感じていなかったので。日本一周を始めるときにも事実婚でいいよねって話していたんです。

あき そうなんです。ただ私は年齢が年齢なので、万が一のことがあった時に家族じゃないと同意書が書けないとか、入院した時に会いにいけないとかそんなことがあったら嫌だなと思い始めたんです。特に昨年からコロナで病院での面会がいろいろと大変だとも聞いていたので。毎回東京に住む娘に頼むのもできないし。

よしたか それが籍をいれた理由です。それがなかったら籍をいれませんでした。

入籍を祝うお二人

ーー姓を変える側はいろいろ手続きが大変ですもんね。

あき そうなんです。62歳にして初めて姓を変えました。最初の結婚は私の姓を名乗っていたんです。カードから保険からすべて変えるのがこんなに大変かと思い知らされました。

ーー結婚する際、周りからの反対もなかったですか?

あき みんな祝福してくれました。

よしたか 私の両親も喜んでいました。反対する人は誰もいなかったです。