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また、スタミナも80超えは稀有で、トップは昨年に10完投を挙げて沢村賞を受賞した大野雄大(中日)の86。続いて藤浪(阪神)が84、メジャーから復帰した田中将大(楽天)が82です。
パワー、ミート、走力…各能力値“No.1バッター”は?
次はバッター。野球の華といえば、ホームランですが、パワーのトップは、日本ハム不動の四番・中田と、メジャー通算196本塁打のスイッチヒッターであるスモーク(巨人)の83です。彼らに続くパワー80台は、柳田やデスパイネ、バレンティンのソフトバンク勢、大山(阪神)や浅村(楽天)、山川(西武)、岡本(巨人)と球界の強打者がずらり並んでいます。
ミートのトップはオリックスの吉田正尚の78。続いて柳田(ソフトバンク)の77、大島(中日)と佐野(横浜)、鈴木誠也(広島)が70です。パワーとミートの両方でトップクラスの柳田のすごさが際立ちます。
走力のトップは、13試合の連続試合盗塁記録の世界記録保持者である周東(ソフトバンク)の96。それに続くのが、並木(ヤクルト)の95、五十幡(日本ハム)の94、佐野皓大(オリックス)の93。彼らの実際の走塁シーンを見ると、その韋駄天ぶりに驚くはずです。
「キャノン」「バズーカ」あの強肩選手の名前も…
肩力では、強肩で知られるソフトバンクの捕手・甲斐拓也は91。球界のトップは、中日の捕手・加藤匠馬の93でした。彼らには「甲斐キャノン」「加藤バズーカ」の異名もあり、ランナーにとって脅威の存在であることは間違いないでしょう。
そして、守備力では源田(西武)の89が特出。京田(中日)の83、吉川(巨人)や外崎(西武)の82と続きます。昨年、史上初の二塁手無失策を記録した菊池涼介(広島)は、「捕球」が96に設定され、ぶっちぎりのトップになっています。