「面白いと思う知識をストックしておけば、クイズに強くなる」
何度も出題されるということは、それだけ面白いクイズであり面白い知識なんだと。
つまり、みんなが面白いと思う知識をたくさんストックしておけば、クイズに強くなれると。
その結果、クイズとして出題される知識はかなり増えました。クイズにも強くなれました。
と、同時に。
全くクイズに出題されない「自分だけが面白いと思った」知識もベラボーに増えました。
そんな役に立たない知識を集めたのが、本書です。
現在書店でクイズ関連の本を探すと、有名クイズ王たちが書いた一瞬でクイズに強くなれる即戦力の本がわんさか並んでます。
それに比べて、本書ときたら。一通り読んでもさほどクイズには強くなれないと思います。王道を反れた邪道の問題だらけです。
そこはあらかじめ謝っておきます。すいやせん。
文章を「?」で終わらせれば、森羅万象全てはクイズとなりえる
本書に載せた問題は、私カズレーザーが「知らなかった」知識をベースに作られております。
アタクシが「へぇー」とか「ナルホド」とか「え、何で?」とか、とにかく心を動かされた知識を問題にしました。仮にその知識に関する問題を出題されたらアタクシは正解できなかったろうなー、という思いからタイトルも「カズレーザーが解けなかった」としました。
アタクシが解けなかっただけなので、アナタにとっては生易しい問題、「カズレーザーって野郎はこんな簡単なことも知らないのか? あらやだ恥ずかしい」と思うような常識問題も紛れているでしょう。
そんな時は「何が芸能界のクイズ王だ、大したことねぇーな、屁のカッパだな」と思う存分に優越感に浸ってください。
ですが、せめて1問でも「知らなかった!」とアナタが感心してつい誰かに喋りたくなるようなクイズが本書の中にあれば、こんなに嬉しいことはありません。赤飯炊いちゃいます。
文章を「?」で終わらせれば、森羅万象全てはクイズとなりえます。
しかし、それが面白いクイズかどうかはまた別の問題です。
「つい誰かに喋りたくなる」これが面白いクイズとそうでないクイズの違いだと思っています。
願わくば、明日アナタが本書のクイズを1問、誰かに出題してくれることを。大きく願わくば、本書の中の1問が、クイズ番組で何度も出題されるような定番となることを。
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