芸能界きっての「クイズ王」であるメイプル超合金のカズレーザーさん。その幅広い知識や雑学には、見ているこちらも驚くばかりです。その豊富な知識は一体、いかにして作られたのでしょうか?
初の自著となる『カズレーザーが解けなかったクイズ200問』では、カズレーザーさんが知らなかった、「へぇー」「ナルホド」「え、何で?」と、心が動かされた知識を問題にしています。面白いことを知ると、つい誰かに喋りたくなる――そんな楽しい気持ちになる知識を、書籍よりクイズ形式でご紹介します。
◆◆◆
カズレーザーはなぜクイズに強くなったのか?
「どうしてそんなに物知りなの?」「何でそんなにクイズに強いの?」こう聞かれることが増えました。
調子に乗らせてもらいますが、クイズ番組に出る前からアタクシはもともとクイズに強かったんです。
というのも、その日の三食に事欠くような貧乏暮らしを長いことしていました。そんななかで「屋根がある」「空調が効いている」、そして「無料」と三拍子揃った夢の施設「図書館」に入り浸っていた時期がありました。
「どうせ無料なのだからせっかくならばなるべく高価な本を読もう」ってことで、あまたの図鑑を読み漁りながら暇を潰し続けておりました。
その経験が生きているのだから、人生わからないもんです。
似た問題が何度も出題されるクイズ番組…そこでひらめいた!
さてさて。空前のクイズブームです。
テレビを点ければ必ずどこかでクイズ番組は放送していますし、インターネットではクイズを専門としたチャンネルやサイトが大変な人気を博しています。
かくいうアタクシも毎週のようにクイズ番組に出演させていただいております。
初めてクイズ番組に出演させてもらったのが2016年。それからざっと200本以上はクイズ番組に出演した計算になりますね。
これだけ出演すると、もともとストックしていた知識ではカバーしきれない、全く知らないジャンルのクイズにも多く出会ってきました。 残念ながら10年前の図書館に乃木坂46の図鑑は置いてなかったんです。
クイズ番組に何度か出演するうちに気付いたことがありました。
この問題、以前にも解いたなー。
まるで進研ゼミの漫画みたいな話ですが、番組を超えて似通った問題が何度も出題されているのです。
これに気付いた瞬間、何かが開けた気がしました。