みなさん、はじめまして。

 楽天イーグルスの本拠地があります杜の都仙台のご当地キャラクターで、伊達政宗公の三日月兜がトレードマークの「独眼竜ねこまさむね」と申します。

©独眼竜ねこまさむね

 仙台市のお祭や全国でのご当地キャライベントなどに出陣したりしています。全国のみなさんは、ひょっとしたらメディアで話題となったビートたけしさんとのコラボ「マサムネチ」Tシャツや、映画「キセキーあの日のソビトー」舞台挨拶での出演者さんとのステージ、現在、ご好評いただいているONE PIECEとのコラボLINEスタンプなどでねこまさむねのことを知っていただいているかもしれません。

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 今はイベントやお祭の自粛が多く直接お会いできる機会はほとんどありませんが、詳しい活動内容については、ぜひツイッターやホームページをのぞいてみていただければ幸いです。

 仙台の一部地域の新小学一年生に、入学祝いとして交通安全を願いねこまさむねのランドセルカバーをプレゼントしています。イーグルスも2014年から、東北の新小学一年生向けにイーグルス帽をプレゼントしているので、この時期の仙台ではイーグルス帽を被り、ねこまさむねのランドセルカバーを着けた新1年生が元気に登下校する姿がみられます。

©独眼竜ねこまさむね

「時は満ちました。いざ天下取りへ!」

 仙台・宮城出身で野球好きといえば、ねこまさむねはフィギュアスケート五輪2連覇の羽生結弦選手、人気俳優の黒羽麻璃央さんなどが思い浮かぶのですが、もちろん、ねこまさむねも野球が大好きです。

 この記事が公開されるのが『こどもの日』ということで、お父さまやお母さまは、あまりイーグルスや選手のことをしらないお子さんにこの記事を読み聞かせてもらえるとうれしいです。

 仙台の礎を築いた戦国武将・伊達政宗公には「伊達の三傑」と呼ばれる特に優れた能力を持った3人の武将がおり支えておりました。知の片倉小十郎景綱、武の伊達成実、吏の茂庭綱元といい、ねこまさむねでいえば、こじゅにゃん、シゲにゃん、もにワンになります。

 イーグルスにも球界屈指のエース級投手4人が揃った先発「4本柱」がおり、優勝候補といわれる一番の理由であり4人で通算合計538勝を誇ります。(※注:昨シーズンまでの通算成績)

©独眼竜ねこまさむね

 その中でも最も注目が集まっているのが、メジャーリーグから8年ぶりに日本プロ野球に復帰した日米通算177勝の田中将大投手。東北のお子さんなら野球を知らなくてもマー君のことご存知ではないでしょうか?

 8年前にシーズン無敗で初のリーグ制覇と日本一を成し遂げアメリカへ渡り、名門ニューヨーク・ヤンキースでエース級の活躍を続けてきた、現役にしてレジェンド級の大投手です。開幕直前のケガで出遅れてしまいましたが、ローテーションに復活し、すでに2勝。

 東日本大震災から10年、8年前の歓喜を再現してくれると信じております。

田中将大

 移籍1年目となる昨シーズンのリーグ最多勝投手にして、今シーズンの開幕投手を務めた涌井秀章投手(通算144勝)も、とても大きい存在です。自身4度目となる最多勝は日本プロ野球史上初の3球団で最多勝を獲得という偉業。今シーズンも開幕から好調で4月一番活躍した選手におくられる月間MVP候補です。昨シーズン目前で逃したノーヒットノーランにも期待したいです。

 今シーズン移籍5年目を迎える2018年の最優秀防御率投手で地元宮城県仙台市出身の岸孝之投手(通算132勝)は、球界屈指の高い制球力と抜群の安定感を誇る頼れる投手です。地元出身選手であることはもちろん、そのたたずまいから王子と呼ばれる人気選手です。地元球団、楽天イーグルスでの優勝に強い思いを抱き今年は震災から10年の年、さらに強い思いを感じます。

 2014~2018年リーグ奪三振王で田中将大投手が渡米後のイーグルスをエースとして牽引してきた則本昂大投手(通算85勝)。昨シーズンはケガなどで満足のいく活躍ではなかったかもしれませんが、田中将大投手の加入で最も奮起が期待されている1人です。イーグルスのエースとして本来の奪三振王の活躍が期待されます。

 そして最速155キロの左腕、昨年のドラフト1位で4球団競合のゴールデンルーキー早川隆久投手も優勝への鍵を握る存在。「4本柱」が全員右腕の中、早川投手が「5本目の柱」と呼ばれる存在になったとき優勝は極めて近いものになる、とねこまさむねは確信します。開幕からしっかりとローテションを守り3勝の活躍をみるとすでに5本柱ができたのではないか、と思います。

 戦国時代、敵の追撃を最後尾で阻止する殿(しんがり)はとても重要な任務でした。コロナ禍への配慮で延長戦がなく9回打ち切りとなる今シーズン。中継ぎ・リリーフ投手の起用方法に注目が集まりますが、2019年の最多セーブ投手の松井裕樹投手が昨シーズンの先発から再びリリーフに復帰、なんと5月4日時点で16試合に登板して8セーブ、防御率0.56。松井投手の守護神としての活躍が優勝には必須です。