昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2021/05/22

「ネガティブな思考をポジティブに変えればいいだけのこと。そのためにはどうすればいいのかを考えましょう」

一つだけ気になることが…

 いまの生活がEさんにとって快適であることは間違いないようだが、山本医師は一つだけ気になることがある、という。

「“運動不足”です。会社に行くということは、それだけでもちょっとした運動になるし、日に当たる機会も得られる。毎日通勤していたころのEさんは、当人にその自覚がないだけで、相応の運動をしていたのです。ところがいまの彼の生活にはそれがない点が心配です。無理してジムに行く必要はないものの、せめて1日1回、20分か30分の散歩でもしてほしいところです」

通勤はじつは相応の運動になっていた ©iStock.com

 巣ごもり生活で日に当たる時間が減ったことで、ビタミンD不足が懸念されている。そのためここに来てビタミンDのサプリメントの売れ行きが倍増しているとの報道もあった。

 ビタミンD不足が続くと骨が弱くなることが知られているが、じつは「うつ症状」を引き起こすリスクもあるのだ。Eさんのように「思い悩むタイプ」の人は、なるべくならビタミンDを減らさないように心がけたいもの。サプリで補充してもいいが、それよりは天気のいい日に散歩したほうが健康的だ。

z