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「エッチなことをしようと」兵庫・練炭自殺の中2少女にわいせつ行為で23歳無職男を逮捕《ネット上でマッチング》

genre : ニュース, 社会

 ゴールデンウィーク最終日となった5月6日午前3時頃、暗闇の中にぽつんと灯りのともる兵庫県警丹波署管内の交番に若い男が現れた。男は無人だった交番の受話器をとり、警察署に「中学2年生の少女と心中しようと思ったが、死にきれなかった」と自ら通報。男は駆けつけた署員を丹波市氷上町新郷のゴルフ場のクラブハウスへと続く林道へと案内した。

「そこにはあおむけで死亡した女子生徒の遺体が放置されていました。目立った外傷は見当たりませんでした」(地元事件担当記者)

ネット上で知り合った女子生徒

 その後、死体遺棄容疑で逮捕された男は、住所不定、無職の西田裕一容疑者(23)。所有する運転免許証の住所は遠く離れた鹿児島県だった。西田容疑者は「4月に会社の福岡の寮を出てここまで車中泊をしながら軽乗用車で(丹波市に)来た」「女子生徒とはネットで知り合いSNSでやりとりした」などと話し、容疑を認めたという。

兵庫県営 ©AFLO

「自殺願望のある男と女子中学生がネット上で出会い、実行したが男だけが死にきれなかったようです。県警の捜査1課も捜査に加わっていますが、基本は所轄署が担当しており、事件の扱いとしては小さい。中学生が亡くなったのは痛ましいですが、心中目的だったことや犯人が自首したことなどから、マスコミから注目を集めることもなかった」(同前)

 女子生徒の遺体の近くには練炭の燃えカスが残されており、後の司法解剖で死因は一酸化炭素中毒と判明。丹波署は西田容疑者が女子生徒と落ち合った時間について、遺体が見つかる前日の5日午前6時20分頃と発表した。