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Windows 10のお節介な「Cortana」を無効化する機能も! プライバシー対策にぴったりなソフト「WPD」のここがスゴい

2021/06/25

 Windowsを使っていて、そのお節介な挙動に何かとイラッとさせられるのが、音声アシスタントのCortana(コルタナ)です。ネットで名前を検索しても「Cortana 無効化」「Cortana 消えない」「Cortana 勝手に起動」など、サジェストされるキーワードはネガティブなものばかりで、ユーザからどのように見られているのかがよく分かります。

 もっとも、Cortanaが評判を悪くしているのはその挙動よりも、アンインストールできないという制限によるところが大きそうです。あっさり削除できれば目にせずに済むものを、目に付くがゆえに余計に嫌われる、筆者の目にはそのように映ります。WindowsにはこのCortanaに限らず、不要なのにオフにできないアプリや機能が少なくありません。

©iStock.com

 こうした、通常では不可能なWindows標準アプリを削除できるとともに、Windowsがバックグラウンドでサーバに送信しているユーザの利用状況などの通信をブロックしてくれるのが、今回紹介するフリーソフト「WPD」です。今回はこのソフトの特徴と、オススメの使い方を紹介します。

 なお、こうしたソフトのいずれにも言えますが、やみくもに使うとWindowsが正常に動作しなくなるなど、トラブルが発生する可能性があります。また自分自身が管理者でない社用のPCなどに適用するのはくれぐれもご法度ですので、自己責任で利用するようにしてください。

Windows用のフリーソフト「WPD」。海外のソフトですが日本語化されており、無料で利用できます (https://wpd.app/より)

「Cortana」はもちろん「People」「マップ」なども削除できる

「WPD」はもともと、バックグラウンドでサーバに送信されている操作履歴をはじめとしたユーザのプライバシー情報を、送信されないようブロックしてくれるソフトです。これらの機能に付随して、通常はアンインストールできない「Cortana」などのアプリを無効化する機能を搭載しているというのが、正確な説明になります。

 具体的な使い方を見ていきましょう。本ソフトはインストールを行わなくとも、ダウンロードして解凍を行うだけで利用可能になります。アイコンをダブルクリックして起動すると、「プライバシー」「ブロッカー」「アプリ」という3つの項目が表示され、そこからさまざまな設定を行うことができます。

ホーム画面。「プライバシー」「ブロッカー」「アプリ」という3つのカテゴリに分かれています。また右上には、設定変更にあたって復元ポイントを作成する画面が用意されています(後述)

 まずは「アプリ」から見ていきましょう。これは前述の「Cortana」をはじめ、Windowsに標準搭載されているアプリのうち、普通のやり方ではアンインストールできないソフトを、削除できる機能です。これにより、プライベートな情報がサーバにアップロードされる原因を取り除けるというわけです。