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 Cortana以外では、「People」「フォト」「マップ」など、Windowsにプリインストールされているものの使う機会のないアプリや、画面録画をしなければ出番のない「Xbox Game Bar」なども削除できます。アプリ一覧も、ずいぶんとすっきりすることでしょう。

通常はアンインストールできない「Cortana」のほか、Windowsにプリインストールされているもののまったく使わないアプリ群も根こそぎ削除できます
リストアップされているアプリをすべて削除すると、スタートメニューで「W」よりも後ろにある何十個ものアプリが削除され、「設定」だけになります。かなり極端です
「設定」で検索するとイヤというほど出てきたCortana関連の項目も、無効化することで一切なくなります

自動実行されると困る「Windows Update」を一時的に停止できる

 続いて「ブロッカー」を見ていきましょう。ここでは、Windowsがサーバに送信しているユーザの利用状況などのデータを、送信されないようにブロックしてくれます。いかに匿名であっても、自分の操作にまつわるデータが送信されているのが気持ち悪いと感じる人にはぴったりでしょう。

遠隔情報収集機能、いわゆる「テレメトリー」のブロックのほか、Windows以外のMicrosoft製アプリ、例えばBingなどもブロックできます

 この「ブロッカー」のもうひとつの特徴として、Windows Updateをブロックする機能が挙げられます。Windows Updateの無効化は、セキュリティの観点からは推奨できませんが、それでも一時的にブロックしたい機会はよくあるものです。

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無効化した状態でWindows Updateを手動実行すると、このように接続できない旨エラーが表示されます。解除するのも簡単なので、オン・オフのスイッチのように使えます

 例えば、何らかの作業をやりかけのまま放置していて、その間にアップデートがかかって作業内容が消えてしまうと困る場合。またソフトなどの動作検証を何日間にもわたって行っていて、途中でWindowsのバージョンが変わるとやり直しになってしまう場合は、ここでブロックしておくことで、目を離した隙にWindows Updateが自動実行されるのを防げます。