納谷は周りを気にする様子もなく最寄りの東京メトロ・赤坂見附駅まで徒歩で向かう。終始左手にスマホを持ち、LINEを送り通話もしている。赤坂見附駅で電車に乗り、乗り継ぎを経て向かった先は、伊藤が住む都内の高級マンション。納谷はインターフォンを鳴らすこともなく、前を歩いていた住人に続いてマンション内へ入っていった。
「文春オンライン」取材班はこの日以外にも、納谷が自ら鍵を取り出して伊藤が住むマンションに入っていく姿を何度も確認している。
“乃木坂好き”を公言していた納谷
乃木坂46のメンバーと2.5次元俳優の熱愛が発覚するのは、実はこれが初めてではない。2018年4月15日に配信された「直撃! 週刊文春ライブ」では、当時乃木坂46に在籍していた能條愛未(26)と俳優の戸谷公人(31)のお泊まり、パワースポットデートを報じた。2人の出会いは舞台「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」での共演がきっかけだった。
伊藤と納谷は過去に共演経験はない。出会いのきかっけは2019年頃の飲み会だったという。2人を知る人物が証言する。
「“乃木坂好き”を公言していた納谷さんが友人に頼んで伊藤さんを呼んで紹介してもらったのがきっかけです。2人ともお酒が好きで、すぐに意気投合したそうです。伊藤さんは、納谷さんが出演する舞台の観劇に行ったこともあるそうですが、能條さんの熱愛がスクープされた件もあって、他人の目をかなり気にしていました。
なので2人が会うのはほぼ自宅マンションで、外食する時も完全個室のお店を選ぶなど厳戒態勢でした。どちらも、限られた友人にしか交際については伝えていないようです」
たしかに伊藤は「ROSSO」の稽古から事務所の送迎車で自宅へ帰る時も、何度も周囲を見回していた。
取材班は6月27日、朗読劇「青空」の出番を終えた納谷に声をかけた。すると驚いた表情を浮かべつつ、納谷は立ち止まり、質問に応えた。