2019年(平31)年7月に創設者であるジャニー喜多川氏(享年87)が亡くなり、世代交代が進むアイドル帝国・ジャニーズ事務所。藤島ジュリー景子社長(54)、滝沢秀明副社長(39)体制となって、退所するタレントも増えてきた。

 それでも、ジャニーズJr.から切磋琢磨してデビューにこぎつけたタレント同士の絆は深い。

 かつては合宿所でレッスンだけではなく、寝食をともにしてきたタレントもいる。合宿所を深夜に抜け出したとか、金がなくて誰々の下着を借りたなど、“合宿所ネタ”はジャニーズの鉄板だ。合宿所制度がなくなってからも、ジャニーズの面々は仕事にプライベートにとよく行動をともにし、事務所退所後までその友情が続くこともある。ジャニーズという金看板を背負う彼らにしか分かり合えない世界があるのかもしれない。

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 しかしながらアイドルの世界では、ファンを喜ばせるための“ビジネス仲良し”も常套手段だ。果たしてジャニーズで真の友情を育んでいるのは誰なのだろうか――。

 グループの垣根を越えた“本当に仲がいいジャニーズ・元ジャニーズ”をエピソードから調査。独断と偏見で順位付けした、ランキング形式でご紹介しよう。(10位~6位を読む)

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第5位:「生まれた時から知っている仲」京本大我&佐久間大介

 世代交代が進むジャニーズで、将来を背負って立つSixTONESとSnow Man。両グループは昨年1月22日に同時デビューしたライバルだ。しかし、SixTONES京本大我(26)とSnow Man佐久間大介(28)はジャニーズ入所前からの幼馴染。オフィシャルYouTubeチャンネルでは、お互いに「生まれた時から知っている仲」と明かしている。

京本大我(Johnny's netより)

 京本の母親は山本博美、佐久間の母親は桜井直美の芸名で、1982年にデビューした3人組アイドルグループ「きゃんきゃん」に所属していた。そのため家族ぐるみの関係が続いていたのだという。

 今年4月の雑誌「Myojo」(集英社)では、佐久間がこう明かしている。