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「行為の後にオモチャのお金を…」フライト激減、パパ活をはじめた現役CAが語る“シビアさ”――2021上半期BEST5

2021/09/02

2021年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。社会部門の第5位は、こちら!(初公開日 2021年1月22日)。

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 マッチングアプリやSNSの普及によって、男女の出会いは多様化している。そのなかでも “愛人マッチングサービス”を提供する「会員制交際クラブ」が、密かに活況を迎えている。

 なんでも、憧れの職業のひとつキャビン・アテンダント(以下、CA)の女性会員が急増し、人気を博しているという。その背景には、やはり“新型コロナ”が関わっていた。(取材・文=真島加代/清談社)

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 外資系航空会社でCAとして働く尾形麻衣さん(仮名・30歳)。彼女は2020年の夏に、国内最大手の交際クラブに登録して活動している女性会員だ。登録のきっかけは、新型コロナの流行によって国際線のフライトが激減したことだという。

「3月くらいからぱったりとフライトがなくなり、まったく仕事がないまま時間だけが過ぎていきました。夏になっても業務が再開される気配がなかったので、とても焦りましたね。今は志願したCAのみが搭乗する“フリーフライト”を実施しています」

©iStock.com

 彼女は現在、会社に籍を置きながらフリーランスで日本国内を飛ぶプライベートジェットのCAもしているというが、それでもフライトは月に2回ほど。「仕事があってもシビアな状況は変わらない」と、尾形さんは話す。

「収入が不安定になってしまったので、副業についてインターネットで調べていたところ、パパ活で副収入が得られることを知りました。パパ活ならスケジュールの管理がしやすいし、仕事を続けながらでも活動ができそう、と興味を持ったのが始まりです」

 パパ活アプリやSNSなど、さまざまな選択肢があるなかで、尾形さんは身バレ回避や安全性を考慮して交際クラブでパパ活することを選んだという。

「もちろん、パパ活をしたら以前の自分には戻れないかもしれない、という怖さはありました。事前に調べている時点で“体の関係”がある可能性も知っていたので……。でも、当時は何もせずにただ時間だけが過ぎる状況のほうが怖かったので、思い切って飛び込みました」