「パパ活アプリに比べて交際クラブはトラブル時の対応もしてくれるので、その点は安心感があります。ただ、女の子たちはトラブルが起きてもなかなか周囲の人に相談できないので、私を含めてLINEグループは心の拠り所になっていますね」
活動情報の共有は、彼女たちが身を護る手段のひとつなのかもしれない。尾形さんは、相手と初めて会ったときに受ける“第一印象”を重視しているという。
「トラブルをケアしてもらえるとはいえ、デート中に自分を護れるのは自分だけという状況は同じ。初回で会話をして体だけが目当てだと感じたら、お断りしています。お互いに尊敬し合える関係を築きたい、という気持ちを伝えて、相手を傷つけないように配慮しつつ、目を見てお伝えするようにしていますね。期待を持たせてフェードアウトをするのは時間のムダだし、何より相手にも失礼ですから」
お互いにとって、時間をムダにしないことが一番、と尾形さんは語る。また、既婚男性との交際では、自らの気持ちに細心の注意を払っているという。
「本気で相手を好きにならないように気をつけています。先方の家庭を壊すのは本意ではないので、連絡をしすぎないようにしたり、お金が介在していることを言い聞かせて気持ちにブレーキをかけたりしている部分はありますね。気持ちを入れすぎてはいけない点は“普通の恋愛”との大きな違いだと思います」
パパ活の忙しさが増す一方で、今後もCAの仕事は続けたい、と尾形さんは話す。
「日本ではCAは花形の職業ですが、所属している航空会社の国では、気力と体力を使う過酷な仕事というイメージのほうが強く、私自身もそう思います。それでもCAの仕事がとても好きなので、ずっと続けたいです。元々ポジティブな性格ですが、今思うように本業ができていないので、ネガティブになりやすい状況は変わっていないです。昨年はいろいろな決断を迫られましたが、自分が前向きに生きていれば、周りも自然といい方向に向かっていくような気がします」
2020年は、新型コロナに翻弄された尾形さん。彼女の2021年は、どんな1年になるだろうか。
2021年上半期 社会部門 BEST5
1位:三重に実在する“ヤバい島”は「異国情緒溢れるリトル歌舞伎町だった」全盛期に訪れた男たちが語ったリアル
https://bunshun.jp/articles/-/47526
2位:「いきなりおじさんにガン見されて『遊び行こか?』と…」大阪・梅田の地下街で体を売っていた女性(30)の告白
https://bunshun.jp/articles/-/47525
3位:《有名なアイドルです。希望10 セット15》指原プロデュース・佐竹のん乃(22)高級交際クラブで“パパ活”【現場撮・証拠メール】
https://bunshun.jp/articles/-/47524
4位:「キスもします。仕事だから」コロナ感染の歌舞伎町セクキャバ嬢が告白した“おっぱいクラスター”の現在
https://bunshun.jp/articles/-/47523
5位:「行為の後にオモチャのお金を…」フライト激減、パパ活をはじめた現役CAが語る“シビアさ”
https://bunshun.jp/articles/-/47521