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イギリス人にとって「最も安い目的地」
訪日外国人が増えていたのは、日本の安さが理由だと裏付けるような記事を見つけた。
英国のタブロイド紙「デイリーメール」では、2020年1月の「Where your holiday pounds will go miles further」と題した記事でお勧めの旅行先を並べており、日本についてはこのように紹介している。
「何年にもわたる景気低迷により、東京は魅力的になりました。
日本の首都では価格が13%下落しています」――。
そして「イギリスの観光客にとって最も安い10の場所」としてベトナムやブルガリアなど10カ国の観光地を挙げて、1杯のコーヒーやビール、日焼け止め、夕食のフルコースなど8品目について比較。合計の費用で日本(東京)は48.21 ポンド(約7000円)でブルガリア(サニービーチ、30.60ポンド)、トルコ(マルマリス、44 .15ポンド)に次いで3番目に安い結果となっていた。
記事では日本についてこう続けている。
「リスト(10カ国)のうち、長距離の行き先では最も安い目的地です」
インドネシア(バリ、61.43ポンド)やベトナム(ホイアン、59.49ポンド)よりも安いことに驚いたが、いずれも欧米客が多い観光地のため、観光客向けにそれなりの高さに設定されている可能性が高い。つまり東京はそうなっていないのだ。
こうした現実もまた、受け止めるべきである。