例年より遅い時期の試合で今季も「西日中断」の可能性
そうなると、今年の日本シリーズや(もちろん2位以上で通過する予定なので)CSはZOZOマリンスタジアムで行うことになります。予定日程を改めて調べました。
【CS・日本シリーズの日程 2021年】※8月末時点
11/06(土) セパ・CSファーストS
11/07(日) セパ・CSファーストS
11/08(月) セパ・CSファーストS
11/09(火) (予備日)
11/10(水) セパ・CSファイナルS
11/11(木) セパ・CSファイナルS
11/12(金) セパ・CSファイナルS
11/13(土) セパ・CSファイナルS
11/14(日) セパ・CSファイナルS
11/15(月) セパ・CSファイナルS
11/16(火) (予備日)
11/17(水) (予備日)
11/18(木)
11/19(金)
11/20(土)日本シリーズ① パ本拠地球場
11/21(日)日本シリーズ② パ本拠地球場
11/22(月)
11/23(火)日本シリーズ③ セ本拠地球場
11/24(水)日本シリーズ④ セ本拠地球場
11/25(木)日本シリーズ⑤ セ本拠地球場
11/26(金)
11/27(土)日本シリーズ⑥ パ本拠地球場
11/28(日)日本シリーズ⑦ パ本拠地球場
……と、11月6日~11月28日にかけて。オリンピックとかの影響で例年より遅めなんですね。
そこで心配事が出てきました。「西日」です。
昨シーズンも10月後半~11月という例年より遅い時期まで公式戦が組まれていました。
ZOZOマリンスタジアムでは、この時期になると太陽高度が低くなる影響で、西日が本塁側に強く差し込みます。そうなるとバッターにとっては、日ざしがまぶしくて球が見えにくくなります。この理由で、昨シーズンは前代未聞の「西日中断」がありました。
西日中断は、日程が後ろにずれた影響で生まれたものですが、やはり今シーズンも可能性はあり、さらにCSや日本シリーズでもあり得るかと思います。
昨シーズンの「西日中断」の試合の結果はどうだったかというと、1回目は、10月31日14時開始の6回裏、ロッテ攻撃中に日ざしが影響し、1分程度試合が止まりました。その再開後に菅野剛士選手の決勝打が生まれてロッテが勝利。
2回目は、11月3日14時開始の5回裏、今度は14分間中断。今度は再開後に逆転され負けてしまいました。
西日が試合結果に残したのは良くも悪くもあったのですが、ただ、ロッテの選手は中断を昨シーズン2度も経験しているので、他のチームより「西日中断慣れ」をしているとも考えられ、有利です。追い風要因がもう一つ加わりました!
さらに、デイゲーム13時開始でうまくいくと、西日に照らされる中で日本一が決まるということも……。(日本シリーズが6戦目以降までもつれれば、ちょうど11月27(土、)28日(日)はパ・リーグの本拠地球場!!)
私の頭の中では、ライトスタンドからの日ざしが差し込む中、井口監督の胴上げ姿が浮かんでおります。ついでに私まで胴上げされる妄想も。(コロナの影響でそもそも胴上げ自体ないかもですが……)
昨シーズン、日ざしで中断した際に、スタジアムアナウンサー・谷保恵美さんの「日ざしがキツいため、しばらくお待ちください」という珍しいアナウンスも聞けましたが、今シーズンは、日ざしに照らされる中、「千葉ロッテマリーンズ日本一でございます!!」を耳にできるかもしれません。
それを楽しみに日々応援に励み、そして日本シリーズ付近の予定は空けておこうと思います。
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