右手の人差し指に指輪が光っていた
成年をお迎えになるに当たっての記者会見では、「両親、特に父は私の年の頃には結婚を考えていたようですけれども、私はまだ余り結婚については考えたことはありません。理想の男性像に関しましては確たるものはございません」とお話しになり、ICU通学時の服装も地味目。だが、右手の人差し指には指輪が光っていた。そして、翌2012年、眞子さまと小室圭さんは運命の出会いを果たすことになる。ICUが交換留学生のために教室で行った説明会で初めてお話しになり、お二人とも当初から結婚を念頭において、8月の交換留学出発前にはお付き合いを始められたという。
2012年9月から約1年間、眞子さまがエディンバラ大学へ留学された後も、お二人は連絡を取りながら交際を続けられた。現地での眞子さまは、モノトーンを基調としたファッションが多く、マキシスカートなどをお召しになっていた。重そうなショルダーバッグとトートバッグをお持ちになって、講義以外の多くの時間を図書室や学生寮で過ごされ、勉強に打ち込まれていたようだ。2013年12月、交際から1年あまりのタイミングで、小室圭さんから「将来結婚しましょう」とプロポーズしたという。
2014年3月、ICU卒業式での眞子さまは、4年前の入学式とは別人と言えるほど、大人の女性へと成長されていた。大学3年生から美術・文化財研究を専攻された眞子さま。上品なブラウンに御髪を染められ、毛先をコテで軽く巻かれていて、ピンクのリップグロスが華やかさを演出していた。この頃からだろうか、眞子さまのアイメイクはアイラインを強調されるように変化していった。眞子さまは奥二重のため、目尻の3分の1あたりにかけて、アイラインをぼかすようにグラデーションのシャドウを入れられるのが定番になっている。
ロングヘアとしっかり引かれたアイライン
それから約半年後の2014年9月、眞子さまは再びイギリスへ。レスター大学大学院に入学され、博物館学研究科で学ばれた。小室圭さんは眞子さまに会うため、イギリスを訪れたとも報じられている。2015年9月に大学院留学からの帰国を果たされた空港での眞子さまを拝見して、衝撃を受けた。しっかりと引かれたアイラインからは強い意志を感じさせ、ロングの御髪はツヤツヤ。とてもお綺麗になられたお姿が印象に残っている。この日は全体をネイビーでコーディネートされていて、ややタイトなシルエットのワンピースにジャケットを羽織られていた。
眞子さまは、凛とした清楚なスタイルがお似合いなので、公務などではタイトなデザインで、ひざが少し見えるくらいの丈のスカートをお召しになっている時が、もっとも魅力的に見えるように思う。
2015年11月に行われた外交団鴨場接待では、ツイードのスーツに、ブラウンのロングブーツをお召しになっていて、ポニーテールの髪型とゴールドのイヤリングが、知的な眞子さまの雰囲気とよく合っていた。徐々に、成年皇族としての自信をつけられて、品位あるお振る舞いをなさるようになっていった時期だろう。