「今回発表された文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」
4月8日に小室圭さん(29)が公表した文書をめぐって、翌9日、ついに秋篠宮家の長女・眞子さま(29)ご自身のコメントが発表され、再び大きな議論を呼んでいる。
「基本方針」については、眞子さまのご意向が大きかった
加地隆治皇嗣職大夫は定例会見で、小室さんによる文書の記述のうち、「何の話し合いもせずにお金をお渡しするという選択はせず、元婚約者の方とお互いの認識についてきちんと話し合い、ご理解を得た上で解決する」という基本方針については、眞子さまのご意向が大きかったことを明らかにした。眞子さまは、小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者の男性の間で起きた金銭トラブルが報じられて以降、これまでの対応や今回の小室さんの文書の公表についても相談に乗られてきたという。
さらに、加地大夫は秋篠宮ご夫妻の受け止めについて、「小室家側がこの問題を解決するために行ってきたいろいろな対応が、見える形になるように努力したものという風に受け止めておられるようにお見受けしております」と述べた。
宮内庁の西村長官は「私はその一人で、理解をいたしました」
眞子さまのコメント発表に先立ち、文書公表の当日に宮内庁の西村泰彦長官は、「非常に丁寧に説明されている印象」と述べた。小室さんが「この文書は私と母の一方的な言い分を記したものだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。それでも、色々な事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」と記した箇所について、「私はその一人で、理解をいたしました」と述べたという。
そして今回の文書公表によって、多くの人からの理解を得られるのかという点については、「文書に対する受け止め方は、国民の皆さんがそれぞれで判断されること」として、見解を示すことは差し控えた。
昨年9月、紀子さまは「長女の気持ちをできる限り尊重したいと思っております」(お誕生日に際した文書ご回答)と綴られ、昨年11月には秋篠宮さまが「結婚することを認めるということです」(誕生日会見)と述べられたことで、眞子さまと小室さんのご結婚に向けて事態が動くだろうとは考えていたが、金銭トラブルへの対応や、今回の小室さんの文書などに関して、眞子さまのご意向が大きく働いていたということに衝撃を受けた。