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トラブルの渦中に眞子さまがいらっしゃることを、どう受け止めるか

 昨年9月、眞子さまは8カ月ぶりに外出を伴う公務に臨まれた際、スカイブルーのワンピースをお召しになり、堂々とした存在感あふれる出で立ちだった。気品があり、成年皇族として経験を積んでこられた自信がにじみでているようでもあった。

2020年9月、「第67回日本伝統工芸展」を鑑賞される眞子さま ©時事通信社

 内親王として初めて、本格的に公務に臨み、海外を公式訪問した紀宮さま(現・黒田清子さん)は、ヨーロッパや中南米などへも公式親善訪問を重ねられた。眞子さまもエルサルバドル、ホンジュラス、パラグアイ、ブータン、ブラジル、ペルー、ボリビアを公式訪問され、国際親善の務めを果たされてきた。紀宮さまと重ねて、眞子さまのご成長を拝見してきた人も多いかもしれない。それだけに、トラブルの渦中に眞子さまがいらっしゃることを、国民はどう受け止めるだろうか。

©JMPA

 小室さんの文書はまるで裁判資料のようで、読んだ人の多くが「納得し喜んでくれる状況」となるのは難しいだろう。このままでは、令和の皇室に残るダメージも小さくないはずだ。眞子さまのご結婚について、宮内庁を中心に、今後どのような対応がとられるのか、多くの国民が注視している。