小室さんが「名誉」とともに綴った「将来の家族」というフレーズ
そして小室さんが「名誉」とともに綴っていた「将来の家族」というフレーズが、あらためて頭をよぎった。
〈借金だったことにされてしまえば、元婚約者の方のおっしゃることが正しかったということになり、私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。それを仕方のないことだとは思いませんでした。一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています。〉
小室さんによる文書では、「何の話し合いもせずにお金をお渡しするという選択はしない」理由として、上記のように綴られていた。その方針について、眞子さまのご意向が大きかったというならば、「将来の私の家族」とは、少なくともパートナーとなる眞子さまを想定して書かれたものだろう。小室さんにとって「家族」とは、「名誉の問題」と深く関わりあうものなのだと読み取れる。
「結婚に関する具体的な事柄に触れることはしていません」と前置きはしているものの、文書全体を通して、眞子さまやそのご家族である秋篠宮ご一家への思いやりや配慮のようなものは伝わってこなかった。果たして小室さんは眞子さまとどのような結婚や生活を望み、思い描いているのだろうか。
「眞子さまが小室家の問題にこれほど深く関わっておられたとは」
今年2月、天皇陛下が誕生日会見で、「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と述べられたことを受けて、「陛下のお言葉を機に、眞子さまも冷静になってくださればよいのですが……」(宮内庁関係者)と、推移を見守る人もいた。
今回取材を進める中で、「眞子さまが小室家の問題にこれほど深く関わっておられたとは、とショックで言葉が見つかりませんでした。皇族方の中には、小室圭さんや佳代さんと近しいお付き合いが必然となることにご懸念を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか」(皇室関係者)という声も聞かれた。宮内庁には、電話などによって眞子さまのご結婚に関する意見が殺到しているという。