「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」
秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚について、天皇陛下は誕生日に際した記者会見でこのようにお考えを述べられた。
宮内記者会からの代表質問には「眞子さまは、小室圭さんとの結婚についてのお気持ちを公表した文書で『天皇皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております』と記されました。秋篠宮さまは結婚を認める考えを示されましたが、陛下はどのようにお考えですか。お二人の結婚に関して国民の間で様々な意見があることについて、どのように捉えていらっしゃいますか」とあったが、陛下は昨年11月に眞子さまが公表された文書については直接言及されなかった。
陛下は「あえて厳しいことをおっしゃったという印象」
「陛下は誕生日会見で、眞子さまが公表されたお気持ちに同調されたというわけではなく、むしろあえて厳しいことをおっしゃったという印象を持ちました。新型コロナの感染拡大の影響で、国民と直接触れ合うことが極めて難しくなっていることに、強い危機感を覚えていらっしゃるでしょう。東日本大震災から10年の節目を、両陛下は緊急事態宣言下の東京で迎えられ、国立劇場で行われる『東日本大震災十周年追悼式』に出席されます。
小室さん側の説明が待たれることはもちろんですが、これは眞子さまご自身の問題でもあるということを示されたようにも感じました」(秋篠宮家関係者)