文春オンライン

「眞子さまが小室家の問題にこれほど深く関わっておられたとは」 守谷慧さん、絢子さんが語っていた“家族観”との違い

2021/04/12

source : 文藝春秋 digital

genre : ニュース, 社会

note

守谷慧さんは「家族、また関係する皆さまにつないでいただいたご縁」

 対照的に思い出されたのが、高円宮家の三女・絢子さま(現・守谷絢子さん、30)と守谷慧さん(35)の婚約内定記者会見で語られていた「家族観」だ。

 絢子さま(当時)は「ありきたりなお答えかもしれませんが、笑いの絶えない明るい家庭を築いていきたいと思っております。私は父を、守谷さんはお母さまを、とそれぞれかけがえのない家族を突然失った経験を持ちますので、今日あることが明日も必ずあるわけではないという共通の認識を持っております。日常に慣れすぎず、日々の何気ない出来事にも喜びや楽しさを2人できちんと感じていきたいと思っております」と、それまでのはにかむような笑顔から表情を引き締めて、しっかりとした口調で述べられた。

2018年7月2日、婚約内定記者会見での絢子さま(当時)と守谷慧さん ©JMPA

 記者からの「ご結婚の意思を、それぞれのご家族にどのようにお伝えになり、どのようなお言葉がありましたか。絢子さまはお父さまを、守谷さんはお母さまを亡くされていますが、婚約内定にあたりご両親にどのような言葉を伝えたいと思われますか」という質問に対しては、

ADVERTISEMENT

絢子さま 母からの紹介ということもあり、折に触れて母には報告をしておりましたので、改めて何か結婚の意思を伝えるということはいたしませんでした。また当初より結婚を前提としたお付き合いと考えておりましたので、自然な流れで家族にも会わせて、父には温かく見守って下さるようお願いいたしました。

守谷さん 絢子さまと家庭を築きたい旨、家族に報告しましたところ、当初は大変に驚いておりましたけれども、その後「おめでとう。手を取り合って幸せな家庭を築くように」という言葉がありました。絢子さまとの出会いに関しましては、私は家族、また関係する皆さまにつないでいただいたご縁だとそのように信じておりますので、「ありがとうございます。このご縁を大切にしてまいります」と、そのように伝えました。

©JMPA

モーニングやロングドレスなどを着て皇室の行事に出席する機会も

 守谷さん夫妻は、都内のマンションを選ばれる際にある条件を大切にしたという。

2019年10月、饗宴の儀(2回目)に出席した守谷慧さん、絢子さん夫妻 ©JMPA

「守谷慧さん、絢子さんご夫妻は、『即位礼正殿の儀』などにも参列しています。場合によっては、モーニングやロングドレスなどを着て皇室の行事に出席する機会があるため、人目についたり近隣の人の迷惑にならないことを重視して、車寄せがある物件などを探したようです」(皇室記者)