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「反ワクチン派は理解不能です」米大統領首席医療顧問ファウチ氏、日本初の独占インタビュー

「日本の皆さんにお話ができることを光栄に思います」

 そう言ってオンライン画面に登場したのは、米大統領首席医療顧問のアンソニー・ファウチ氏(80)。デルタ株の感染拡大が続く8月の終わり、「文藝春秋」の単独インタビューに応じた(聞き手はジャーナリストの大野和基氏)。

 ファウチ氏は、ホワイトハウスの感染対策チームの「顔」であり、1984年に国立アレルギー感染症研究所所長に就任して以来、全米50州の感染症対策の先頭に立ち続けてきた人物だ。現在もバイデン大統領とタッグを組み、米国の感染対策を引っ張っている。新型コロナウイルスの感染拡大以降、日本のメディアへ登場するのは、初めてとなる。

バイデン大統領とファウチ氏

 インタビューの中で、ファウチ氏が強調したのは欧米製ワクチンの威力だった。

「ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソン…発症予防効果は多少の差はありますが、それは人によっても違います。でも、どれも非常に効果があると思って間違いありません」

「できるだけ多くの人にできるだけはやくワクチンを接種することです。呑気にしていたらダメです。はやく、たくさん接種するだけで入院を避けることができます。ワクチン接種後にブレークスルー感染をしても、入院をせずに済みます。それだけでもかなり大きな効果です」

 英国株、インド株……新しい変異株が登場するたびに感染爆発を繰り返しているが、新しい変異株の登場を抑えるためにも、ワクチン接種のスピードがカギを握るという。