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“カラーは3カ月に1回以下”、“ハイライトで白髪をぼかす"…知らないと損する「すぐに染めなくていいグレイヘア」

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白髪率は20%、松本孝美さん(56)の場合

 ヘアカラーリストの岩上晴美さんを迎え、白髪をおしゃれに生かす新しいグレイヘアカラーを提案した「週刊文春WOMAN」2021夏号の連載「『大人の女史会』にようこそ。」には大きな反響が。「大人の女史会」のメンバーである松本孝美さんが、満を持してグレイヘアに初挑戦!

 

 白髪率がまだ20%ほどの松本さん。モデルというお仕事上、ヘアアレンジの機会も多いため、髪の表面も内側も全体的に、根元から毛先へ細かくハイライトを施しています。

 ハイライトとは、極細に取った毛束にブリーチという脱色剤を使って髪の色素を抜く施術。筋状に明るい毛束をあえて作ることで白髪部分がカムフラージュされます。

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 またブリーチするだけだと日本人の黒髪はオレンジ色に転びやすいため、寒色系のアッシュカラーを上から重ねています。アッシュは黒髪よりも、ハイライトや白髪に入れた方が透明感を増した発色になるのもメリットです。

 

白髪の量が増えてきたし、そろそろこのグレイヘアをやってみよう、と思い4カ月前から挑戦。まだ地毛の白髪とハイライトをなじませている段階ですが、とても自然にハイライトが入っているので、伸びてきた根元白髪がぼかされ、ストレスに感じることがないんです。むしろこれから白髪が増えていくと、透明感のある髪色を楽しめたり、私なりのおしゃれなグレイヘアに育てていけることへの期待値のほうが高いんです! by 松本孝美さん