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眞子さまは記者会見で“小室さんには私がついていなければ”と責任感を… “前例主義”の宮内庁に“一時金ご辞退”の重い意味

2021/10/18

source : 文藝春秋

genre : ニュース, 社会

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「眞子さまはいっぱいいっぱいだ」との懸念する職員の声

 以前から「眞子さまはいっぱいいっぱいだ」と精神状態を懸念する職員の声もあったという。一方で、〈結婚されることで、眞子内親王殿下のご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、「複雑性PTSD」の改善が進むと考えられます〉とした医師の文書に対し、「結婚すれば全て解決する」というニュアンスに違和感を覚えるという意見もある。

帰国した小室圭さん ©文藝春秋

「ニューヨークの法律事務所に就職したばかりの小室圭さんが帰国したのは、記者会見のためでした。秋篠宮殿下が誕生日会見で、眞子さまと小室さんに対して『今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています』と仰ったことへの最後の対応と思われます。

婚約内定記者会見での眞子さまと小室圭さん ©JMPA

 眞子さまは記者会見に同席されるにあたり、“小室さんには私がついていなければ”というお気持ちを抱かれているようです。眞子さまらしい使命感、責任感からなのだと拝察します。ただ、渡米後のあわただしい新生活の中で、本当に眞子さまのご症状の改善が見込める環境は整うのでしょうか。

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 また一時金を受け取ることに対して、眞子さまがご自身の精神的負担を無視できないと感じられ、受け取りを辞退されたいという強いご意向を受け、支出されないことになりました。“一時金ご辞退”は、眞子さまご自身をお守りすることにはなるのかもしれません。しかし、今後ご結婚を控えておられる女性皇族方にとっては間違いなくご負担になるでしょう。皇室経済法などで、元皇族としての品位を保持するために支給が規定されている一時金について、個人のご意向を踏まえた解釈をしていいものかどうか。疑問が残ります」(前出・宮内庁関係者)

 ある皇室関係者は、“前例主義”の宮内庁にとって今回の解釈が重い意味を持つことになるのではないかと憂慮する。