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眞子さまは記者会見で“小室さんには私がついていなければ”と責任感を… “前例主義”の宮内庁に“一時金ご辞退”の重い意味

2021/10/18

source : 文藝春秋

genre : ニュース, 社会

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 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と10月26日に婚姻届を提出する予定の小室圭さん(30)は、10月18日に秋篠宮ご夫妻に挨拶するため赤坂御用地を訪れ、眞子さまとも3年2カ月ぶりに再会するという。

10月17日、ご結婚前最後となる宮中祭祀に参列されるため、皇居に入られる眞子さま ©時事通信社(代表撮影)

ベテラン記者は「ご立派ですね」と感嘆

 10月12日、眞子さまはご結婚の報告のため、昭和天皇の武蔵野陵と香淳皇后の武蔵野東陵を参拝された。グレーの参拝服にマスク姿の眞子さまは、雨が降る中、玉串をささげて拝礼された。眞子さまのお姿を拝見しようと100人近くが集まり、整理券まで配布された。

「しっかりとした足取りで、内親王として過ごされた30年を思わせる為さりようでした。背筋をピンと伸ばされて、階段を昇降される時も軸がぶれない。取材をしていたベテラン記者はため息をつきながら、『ご立派ですね』と感嘆していたそうです。眞子さまが、多くの人の祝福を受けて嫁がれることが叶わなかったことを残念に思う人は多いでしょう。お帰りの際、眞子さまは集まった人々に対して、車の窓を大きく開けゆっくりと会釈されていました」(皇室担当記者)

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10月12日、武蔵陵墓地を参拝された眞子さま ©JMPA

 宮内庁が発表した複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断には、大きな衝撃が走った。

「秋篠宮家の側近トップである加地隆治皇嗣職大夫は複雑性PTSDの発表に際して、“お支えが十分であったのか”と涙ぐんだほどでしたが、国民からの声を『誹謗中傷』と表現したことは異例でした。一時はお声を失われた上皇后陛下は、1993年のお誕生日に際した文書回答で『批判』という言葉を選ばれた。『どのような批判も、自分を省みるよすがとして耳を傾けねばと思います』と仰ったところから平成皇室の歩みが始まったことを思うと、隔世の感を禁じ得ません」(宮内庁関係者)