極楽とんぼ・山本圭壱です。3歳半に父親の転勤で広島に引っ越してきて、小学2年生で初優勝を見て以来、小中高、そして東京に上京してきてもカープを応援し続けてきました。今回はそんな私とカープとの関わりについて書いてみたいと思います。
リトルリーグのチームメイトだった金本との再会
これまでありがたいことに多くの選手と仲良くさせていただいていますが、最初にプライベートで交流を持った選手は金本知憲でした。ココリコ遠藤章造の同級生にスギノという男がいまして、彼が金本の東北福祉大の3学年下の後輩で、部屋子だったんです。その話を聞いて、金本を紹介してほしいとお願いしました。
「極楽とんぼの山本ってのがメシ行こうって言いよるらしいけど、チビ(東出輝裕)、知っとるか?」
「何言ってるんですか! もちろん知ってますよ!」
「じゃあ着いてきて」
そんなやりとりがあったようで、金本、東出、そして新井貴浩との食事会が実現しました。
で、実は私と金本は小学生のときにリトルリーグ、広島中央のチームメイトだったんです。練習に行くときに父親の運転する車に金本も一緒に乗せていっていたこともあり、その頃の話をすると「あのときの山本さんですか?!」と思い出してもらえました。
ただ、金本はリトルリーグを早めに辞めて、シニアに行ったんですよ。それ以来会っていなかったので、覚えていないのも当然でした。
私も金本が広陵高にいたとき、そして東北福祉大にいたときも、新聞などで名前を見たことはあったのですが、本人だとは思わなかったんですよ。あのちっちゃい金本なわけはないだろう、と。でもカープに入団したときに顔を見て、あの金本だった!となって、それからずっと会いたかったんですよね。
最近は選手らと食事に行くことがないのですが、東出とはよく電話しています。「けいちょんチャンネル見ましたよ」って連絡があったり、あとはほとんどが野球の話ですね。東出はとにかく野球の話が好きなんですよ。二軍でイキのいい若手についてなんかを聞いて「面白いのでこれから見とってください」と。小園海斗も今季レギュラーを掴み取りましたが、相当下で鍛えたと言っていましたからね。羽月隆太郎についてもべた褒めしていました。あと、今だと育成2年目の持丸泰輝が良いと聞いています。