ご両親への思いや言葉はなかった
「入籍を済ませた小室圭さん(30)と秋篠宮家の長女・小室眞子さん(30)が10月26日に臨んだ記者会見は、“ご結婚会見”とはいいながらも、ご両親への思いや言葉が一言もなかったのには驚きました。ご自分たちがおっしゃりたいことだけを言って、終わってしまったという印象です」
皇室担当記者はこう語る。
今回の記者会見は宮内記者会に加え、日本雑誌協会、日本外国特派員協会が参加した。だが、事前に用意された記者側の質問の中に「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問が含まれていた」として、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症している眞子さんの体調を考慮。会見冒頭に結婚に際しての気持ちを述べ、質問への回答は文書で配布して会見場を退席するという異例の形式が取られた。
宮内庁関係者が語る。
「お二人は『遺族年金の不正受給については、そのような事実はありません』『(フォーダム大学入学に際してプリンセスの)「婚約者としての特別な待遇」もありません』などと文書で示しましたが、関連質問は受け付けなかったわけです。報道陣の中には、記者会見としては一方的に過ぎるのではないかという意見も当然あるでしょう。
眞子さんは会見で『一部の方はご存じのように、婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした』『圭さんのお母さまの元婚約者の方への対応は私がお願いした方向で進めていただきました』と、この結婚を実現させるためにこれまで主導的に動いてこられたことを明かしました。
会見でも言いたいことを言ったのは眞子さんのほうで、小室圭さんは言いたいことさえも言っていない印象でした」
冒頭のように、天皇・皇后両陛下や上皇・上皇后両陛下への言葉や思いが一言もなかったことを残念に思った向きも多かったようだ。眞子さんは上皇・上皇后両陛下の初孫だ。会見前日には東京・高輪の仙洞仮御所をご挨拶に訪れており、その際に感謝の言葉を直接伝えていただろうと考えられる。