「この会見がはっきり示したことは、やはり眞子さんのお心は『公』より『私』にあったということでしょう。『国民に寄り添う』という戦後皇室の伝統を顧みておられないように、私には見えました。
『結婚について、様々な考え方があることは承知しています』としたうえで、国民を『私にあたたかい気持ちを向けてくださった全ての方々』と、それ以外に区別したかたちです。
佳子さまもコメント「多くの誹謗中傷があった」
秋篠宮ご夫妻は、この結婚に際して『皇室としては類例を見ない結婚となりました』と苦渋のコメントを出されており、お気の毒としか申し上げようがありません。ただ、眞子さんがこういうかたちで皇室を出て行かれることになってしまったのは、やはりご夫妻のご教育方針が影響しているのでは、と思ってしまうのです」(同前)
今回、次女の佳子さまもこのようにコメントを出された。
「結婚に関して、誤った情報が事実であるかのように取り上げられたこと、多くの誹謗中傷があったことを、私もとても悲しく感じていました。そのような中でも、姉と小室圭さんがお互いに支え合う姿を近くで見てまいりました。本日、2人が結婚できたことを嬉しく思っております。今後は、姉と小室圭さん、小室圭さんのご家族が、穏やかな日々を過ごせるようになることを心から願っています」
だが、このコメント公表も異例のことだ。
「高円宮家の三女・守谷絢子さんは、姉の千家典子さんの結婚に際してコメントを出していません。同じく長女の承子さまも典子さんや絢子さんの結婚に際してコメントなど出されていないのです。
佳子さまが眞子さんの苦悩を目の当たりにされてきて、『何か発信したい』というお気持ちだったことは理解できますが、本来、皇族の発言はもっと重いものではないでしょうか。佳子さまのコメントは現役皇族としてのなさりようとしては異例と言えるでしょう。