米ニューヨーク州の弁護士試験に不合格だったことが分かった小室圭さん(30)。秋篠宮家の長女である小室眞子さん(30)とともに、NYでの新生活に向けて準備を進める中での一報だった。NHKの報道によると、「再び試験にチャレンジします。努力を積み重ねていきます」と、留学を支援してきた奧野善彦弁護士に伝え、眞子さんも、小室さんの勉強を支える趣旨の話をしたという。
緊張感に覆われた結婚会見
小室眞子さんが圭さんとともに10月26日に開いた結婚会見は、祝福ムードの代わりに会場が緊張感に覆われ、皇室を離れたばかりの元皇族の会見としては異例のものとなった。2人の発言と事前質問への回答には、圭さんの母と元婚約者の金銭トラブル問題などをめぐる一連の報道について「誤った情報」と非難するフレーズが計8回盛り込まれており、不満と不信感が強くうかがえるものだった。
内容を簡単におさらいしてみる。会見は婚姻届が出された直後に、ホテルグランドアーク半蔵門で10分ほどにわたって開かれた。予定されていた質疑応答は前日の10月25日に宮内庁を通じて中止が通告され、宮内記者会などからの5問の質問には書面で回答。あいさつを除くと2人は交互に口を開き、眞子さんが3回、小室さんが2回発言した。
圭さんは開口一番「私は眞子さんを愛しております」
眞子さんは会見で、結婚について、「様々な考え方があることは承知しております」とし、「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と理解を求めた。
続けて金銭トラブル問題について切り出し、「圭さんが独断で動いたことはありませんでした」とした。さらに、「圭さんのお母様の元婚約者の方への対応」や圭さんの進路について、「留学を前倒しして、海外に拠点を作って欲しいと私がお願いしました」と、いずれも自身が主体的に方向性を決めていたことを説明した。
一方の圭さんは開口一番、「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています」と宣言。続けて「この度の結婚に関してご迷惑をおかけしてしまった方々」に申し訳ないと謝罪した上で、「(母の元婚約者に)解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません」などと、金銭トラブルの現状説明を行った。