1ページ目から読む
4/4ページ目
今後、宮内庁の目の届かない場所でインタビューが行われたら
もう一つの懸念は、皇室を出た眞子さんが今後インタビュー取材に応じ、皇室や宮内庁のあずかり知らないところで、皇室などに関する発言をすることである。
今回の会見では、在日外国報道協会が事前質問でこのことを眞子さんに尋ねている。眞子さんが文書で出した回答は以下の通りだ。
「今後の私的なことについては、お答えを控えたいと思いますが、現在のところ、インタビューに応じることは考えていません」
この回答では、「現在のところ」は考えていないとしているものの、今後もずっとないのかどうかについては言及がない。皇室や宮内庁にとっては、眞子さんが完全に否定しなかったことは想定外であり、英王室から離脱してインタビューに応じたヘンリー王子夫妻のような「不安の種」が残ったといえるだろう。
また、この質問は眞子さんのみに対するものだったため、圭さんは答えてすらいない。圭さんに関しても当然、同じ「不安」が残る。異例ずくめの結婚や会見を勘案すれば、2人が皇室をおもんぱかった行動を生涯にわたって取ることを期待するのは、甚だ心もとなく思える。