文春オンライン

元男闘呼組・岡本健一の“ジャニーズ初”エージェント契約に見る「大人の流儀」《吉本“加藤の乱”との違いは?》

2021/11/02
note

「この度、弊社所属タレント岡本健一は、2021年10月31日をもちまして、弊社との専属契約を終了し、翌11月1日付で新たにエージェント契約を締結いたしますことをご報告申し上げます」

 10月19日にジャニーズ事務所の公式サイトで、俳優・岡本健一(52)が10月末を持ってエージェント契約となることが発表された。公式サイトでは「50歳を過ぎ、タレントとしてのキャリアも35年以上が経過したことを節目に、これからさらに年齢を重ねていく中でより充実した創作活動を行うためにも、新たな挑戦が必要だと考えたことによるものです」と理由も明かされている。

元男闘呼組・岡本健一 Johnny's netより

「彼にはぴったりの契約」

 ジャニーズ事務所の歴史で、エージェント契約が導入されたのは初めてだ。

ADVERTISEMENT

 ワイドショーデスクは「岡本も大ベテランの域に入って来た。エージェント契約は新しい試みで、後輩にあたる中堅のタレント達にとっても試金石となりそうだ」と話す。

「今回の発表を受けて、ドキリとしたマスコミ関係者も少なくない。『また退所か?』という臆測も流れた。ただ、ジャニーズ事務所の説明は『決して退所ではない。契約形態が変わるだけで、今後もその予定は無いから大袈裟に報じないでほしい』と一貫していました。今後は事務所を通じて仕事を得つつ、自らのスケジュールを管理しながら新しい分野の仕事を獲得するために『営業』をしていくのだと思います」(前出・ワイドショーデスク)

 さらに岡本をよく知る芸能事務所関係者は「彼にはぴったりの契約だと思う」と解説する。