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「猫見たさにやってきた若者に見えただろうなって」譲渡会にお見合い…20代作家が保護猫を引き取るまで

「猫見たさにやってきた若者に見えただろうなって」譲渡会にお見合い…20代作家が保護猫を引き取るまで

「オレアザラシの食う寝るにゃんこ」著者・フナカワさん インタビュー<前編>

2021/11/10

source : 文春コミック

genre : エンタメ, 読書, ライフスタイル

note

「お見合い」の結果、2匹を引き取ることに

フナカワ 譲渡会のときより緊張したけれど、お見合いの結果、2匹を引き取ることが決まりました。オーナーさんからメールで連絡をいただいたのですが、文面が「慎重に考えた結果、フナカワさんにお譲りすることに決まりました」といった感じで、合格通知みたいでしたね。ほかにも1~2組ほど里親候補の方がいらっしゃったそうです。お見合い当日も「確実にお譲りできるかはわからないです」と言われていたので、無事決まってほっとしました。

後日、オーナーさんからメールが!©文藝春秋

ーーオーナーさんとは今もやりとりをされていますか?

フナカワ 正式に引き取ることが決まった後、オーナーさんとLINEを交換して、今もやりとりが続いています。譲渡してから数ヶ月は、猫の様子を写真で送る決まりになっていたんです。わからないことがあったらいつでも連絡できるのが助かりました。あとは、別の保護猫がケガをして手術することになった時、輸血を募る連絡が回ってきたことも。こういう風に協力しあえるのはすごく良いことだと思います。

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インタビュー後編に続きます。

オレアザラシの食う寝るにゃんこ (文春e-book)

フナカワ

文藝春秋

2021年11月10日 発売

「猫見たさにやってきた若者に見えただろうなって」譲渡会にお見合い…20代作家が保護猫を引き取るまで

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