AKB48グループは水着も下着も『何でもアリ』だったのに…
確かに普段は清楚なアイドルの水着姿が写真集だけで見られるとなれば、ファンならずとも購買意欲が刺激されるだろう。このあたりは乃木坂46の戦略勝ちかもしれない。ただ果たしてAKB48グループでもこのやり方が通用したのだろうか。現在HKT48を運営している「株式会社Mercury」の関係者は残念がる。
「AKB48グループはもともと清楚路線ではなく、水着も下着も『何でもアリ』で人気が爆発したアイドル。今更乃木坂46の真似をしても同じ結果が出るわけがないんですよ。水着の“出し惜しみ”をして写真集が売れればそれに越したことはないですが、乃木坂46とは人気も築き上げてきたイメージも何もかも違いすぎますからね…。今でも、バックに吉本興業がいて比較的“縛り”の少ないNMB48以外のAKB48グループは、水着などのセクシー系の写真を毎度のように厳しくチェックされていますよ」
HKT48では2018年の日韓合同オーディション番組「PRODUCE48」に参加したエースの宮脇咲良(23)と矢吹奈子(20)がIZ*ONE(アイズワン)として活動するために一時離脱。エース格を失って苦しい時期が続いた。AKB48グループ全体でも人気上位の田中にかかる期待は大きく、運営としてもメディア露出を増やしたいところだったが…。
田中が3年前から水着を解禁していたら…
「運営幹部に水着NGを食らってしまってからは雑誌に出る機会も減りました。いくらスタイルがいいとは言え、タンクトップやTシャツではやはり限界がありますから…。田中は昔から本人がすごく水着グラビアにも前向きだっただけに、もっと若い時期から水着をやらせてあげたかったというのが本心です。田中が10代のうちにグラビアでブレイクすれば、HKT48ももっと良い方向に進んでいったかもしれない。本当にもったいなかったです」(前出・株式会社Mercury関係者)
ファンも運営も、田中が3年前から水着を解禁していた世界線に思いを馳せているようだ。