その後、小室さんが留学する前にパラリーガルとして勤務していた奥野法律事務所の代表を務める奥野善彦氏が、10月30日の午前に小室さんから電話で司法試験の結果を聞いたことを明かした。
「小室さんは奥野氏に『今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません』と謝罪し、来年2月の司法試験を再受験することを報告。『努力を積み重ねていきます』と話したと言います。眞子さんも『支えていきます』と小室さんのサポートをすることを語っていたようです」(前出・宮内庁担当記者)
司法試験に不合格だったため、小室さんは法務助手の立場のままとなり、年収は500~600万円ほどになる見込みだ。西村宮内庁長官は11月11日に行われた定例会見で、小室さんが司法試験に不合格だったことについて「特にコメントすることはございません」としつつも、「試験だから不合格というのはありえる。次回チャレンジされるようですから頑張ってもらいたい」と述べた。
秋篠宮さまが求めていた「生活基盤を整えること」と「金銭トラブルの解決」。想定外の事態となった前者に対し、後者は出国前ギリギリで一応の解決となった。
「12日に『小室さんと母・佳代さんの元婚約者の男性が面会する』という情報が流れました。時間や場所はすぐには明らかになりませんでしたが、夕方過ぎには小室さんの代理人弁護士の事務所で夜に面会することが分かった。小室さんと眞子さんが滞在していたマンション前と事務所前には報道陣が押し寄せました」(前出・宮内庁担当記者)
無言で視線も送らずにタクシーへ
19時40分過ぎに、小室さんは自身の代理人弁護士が勤める事務所へと入っていった。事務所周辺では、報道陣と通りかかった人たち合わせて50名ほどが様子を見守った。約1時間半が経過した21時15分に迎車のタクシーが到着。
小室さんが事務所から姿を現すと、報道陣から「解決金についてはお話したのでしょうか」などと問いかけがあったが、小室さんは無言のまま視線を送ることもなくタクシーに乗り込み、長い前髪を整えると、まっすぐ前を見たまま事務所を後にした。
その数分後には佳代さんの元婚約者と代理人が揃って出てきた。すぐさま報道陣が取り囲み「お話はできましたか」と問いかけたが、こちらも応じることはなくうつむきながら歩き続けた。元婚約者の代理人は、元婚約者が小室さんから以前提示された解決金を受け取ることになり、問題が解決したとして双方が文書にサインをしたことを明かした。
翌日13日、渡米を翌日に控えた眞子さんは赤坂御用地を訪れ、約6時間を過ごした。現地へ到着後、小室さんは来年2月に再びニューヨーク州の司法試験を受験するため、引き続き法務助手の仕事をこなしながら受験勉強をする見通しだ。
10月26日に行われた結婚会見ではお互いを「かけがえのない存在」と話した2人。新天地にはどんな未来が待っているのだろうか。
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