秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんが結婚し、渡米。ニューヨークでの生活ぶりが海外メディアでも報じられ、いまだに高い注目を集めている。
かつて秋篠宮さまは「娘ですので、近くにいてくれたらいいとは思いますけれども、それは、皇室に残るという意味ではなく、物理的にそれほど離れてない所にいたらいいな、という気持ちはあります」(2013年、誕生日を前にした記者会見)と仰ったが、56歳の誕生日を目前にされた今、どのような心境でいらっしゃるのだろうか。
平成の天皇ご一家がお揃いでご静養先や「こどもの国」へ足を運ばれた日々を写真とともに振り返る。(初出:2021/08/31 年齢、日付、呼称などは掲載当時のまま)
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天皇ご一家は、9月に皇居の新御所へ引っ越しされる。赤坂御所からの引っ越し作業が行われる間、当初は御用邸でお過ごしになることが検討されていた。しかし、コロナ禍での地方への移動を固辞されたという天皇の意向を受けて、皇居の宮殿内に居住されることになるという。
毎年恒例、夏のご静養は2019年が最後に
例年夏には、ご一家で須崎御用邸(静岡県下田市)と那須御用邸(栃木県那須町)でのご静養に入られるが、2019年の夏を最後に、ご静養を見合わせられている。同行する宮内庁職員や警備関係者などで、移動する人員の数が大勢になってしまううえに、沿道や駅に出迎える人々が集まり、密な状況が発生するのを避けるためだろう。近頃は、ご家族3人で赤坂御所内での生活を送られている。
皇太子ご一家として最後の夏のご静養となった2018年には、須崎と那須の両方で取材機会が設けられ、報道陣を前に、須崎御用邸に隣接した三井浜を散策された。