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マッチが頼った“戦友”「二枚看板でツアーをまわりたい」

 今年フリーになった近藤が直々に連絡したのが、かつての“戦友”野村だったのだという。

「『一緒に旅しない?』と電話したとラジオの収録で語っていました。『近藤真彦の看板ではなく、ヨッちゃんとの二枚看板でツアーをまわりたいんだ』、と。

野村義男

 でも意地の悪い目線で見れば、これはひとりじゃ自信がないからですよ。たのきんのうちのふたり、となれば集客は大きく変わる。何人か集まって開催される昭和歌謡のコンサートと似たノリを感じるんですよね」

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 そう話すのはテレビ局関係者。この人物からすれば、もうひとつ気になる側面もあるという。

マッチへ「ちょっと虫がよすぎやしないか」

「今回のふたりのツアーが発表されたのは9月末。8月にマッチの恩人メリー喜多川さんの訃報がありましたが、メリーさんがお元気だったらどう反応したか、と。

 もちろん会場などは予約済みだったハズですが、結局謝罪会見などもせぬまま身勝手にバタバタとジャニーズを辞めた“長男”のこのツアーの内容に笑顔で賛成したかどうか……。11月のコンサートのときにも関係者席の中央に2つ空席を作り、『ジャニーさんとメリーさんの席』と言っていたそうですが、業界関係者のあいだでは『ちょっと虫がよすぎやしないか』と囁かれていました」

近藤真彦

 トシちゃんまで合流して「たのきん全力投球」再び!――となる可能性は低そうだが、マッチの“セカンドライフ”への重要な57歳の再出発。80年代を超える盛り上がりを見せられるか、踏ん張りどころだ。